本記事の目次
前回のおさらい：人気ユーチューバーの収入源は？
前回、「人気ユーチューバーのカブキンが登場！年収を遂に暴露!?｜vol.063
」ではカブキンさんから、ユーチューバーの収入源は？についてお話を伺いました。
ユーチューバーの収入源はGoogleからの広告収入が基本です。しかし、最初は1再生0.01円とお小遣いにも厳しい金額から始まります。しかし、人気次第では1円以上になるとカブキンさんは語ってくれました。
また、人気が出ると下記のような収入源も得られるとのことです。
- 企業からのタイアップ収入
- グッズ収入
- ファンクラブビジネス
また、ユーチューバーの利益率が高いのは、少人数でのコンテンツ制作が要因というお話も伺いました。自身でもオリジナルグッズや身に着けているものを宣伝することで、収益を上げる要因だそうです。
ただ、動画で面白いことをしているだけでなく、様々な計算が行われているのですね。
さて前回までは、人気ユーチューバーの収入源についてお聞きしました。
今回は「カブキンさんの収入の内訳」に株本氏が切り込み、暴露してもらっています！
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今回のお題：カブキンのユーチューバーとしての稼ぎ方
今回も前回に引き続き、慶応大学卒業のチャンネル登録者数321,191人を誇る人気ユーチューバー、カブキンさんにお話を伺いました。
なぜカブキンはユーチューバーになった？
カブキンさんは、慶応大学にいらっしゃいましたが大学在学中からバンド活動や音楽で稼いでいらっしゃったそうです。なんと所属レコード会社は浜崎あゆみなど大物アーティストが所属するavexだったそうです。
しかし、ユーチューバーになりたいと思い立ち、辞めたそうです。
非常に思い切った決断ですね・・・！
どうして人気が出たのか？
ユーチューバーは話題性とスピードが大事、そうカブキンさんは語ります。
例えば、世間を今なお賑わせているポケモンGOがリリースされたとき、数あるポケモンの内、日本にいないポケモンを一番早く採りに行こう、という企画を行うなど流行に合わせたものを次々に出しているそうです。
アドセンスの収入はどのくらいある？
カブキンさんは現在100本以上の動画を上げていますが、新規に動画を上げない状態でも月50～60万円ほどのアドセンス収入は得ているそうです。
カブキンさんの動画はアップして短期間に数十万回再生されます。しかし、カブキンさん曰く本当においしいのはアーカイブにあるそうです。
アーカイブは過去の動画を表示しています。その動画が鎖式に視聴者に閲覧されることで、相乗効果で視聴者数は増えると教えていただきました。
ちなみに動画一本当たり月数千円以上は稼げている状態だそうです。
タイアップはどのくらい稼げる？
企業からのタイアップ報酬は50万円前後。タイアップ報酬金額は自分のブランドイメージに沿って前後することもあると株本氏の質問に肯定していました。
そんな高額のタイアップ報酬をカブキンさんは、週に4～5本程度こなしているようです。つまり、月に250万円程度はタイアップ報酬があるということですね。
グッズ販売はいくら稼げる？
カブキンさんの場合はグッズというよりも、自分専用のアプリを持っており、有料会員制の配信を行っています。この形式のビジネスをサブスクリプションモデルと呼びます。
ちなみにそのアプリは「カブキン倶楽部」というスマホアプリです。プレミアム会員のほか、カブキンさんの手がける楽曲のミュージックプレイヤーとしても使用できたり、カブキン倶楽部オリジナルの音源配信や販売を行っています。
つまり、カブキンのユーチューバーとしての年収は3,600万円オーバー！
アドセンス収入で50万円さらにタイアップで250万で月収300万。
つまり、カブキンさんのユーチューバーとしての年収は最低でも3,600万円はあるということです。
しかも、音楽活動による印税や出演料、アプリによる販売報酬、その他副業での収入なども合わせるととんでもない価格になりそうですね。
ユーチューバーは可処分所得も多い
ユーチューバーは可処分所得も多いことが魅力の一つです。可処分所得とは税金や社会保険料を除いた処分可能な所得のことです。
なぜ可処分所得が多いのか、それは経費として使える幅が広いためです。
例えば、自分の会社の経費で旅行に行くことは通常できません。しかし、ユーチューバーの場合はそこで撮影すれば、すべて経費で落とすことができるのです。
実際、カブキンさんも渡航費・ホテル代などを経費で落としているそうですし、女の子を呼んでカメラマンとしてしまえば、その交際費なども経費にすることができるそうです。
普通の会社の経営者とは違う経費計算ができるのはユーチューバーならではですね。
では、次回はこれまた人気ユーチューバーである「ぷろたん」をお迎えして株本氏がグイグイ稼ぎ方について切り込んでいきます！お楽しみに・・・！
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重なユーチューバーの年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
経費の幅が広いと何が有利なのか
経費として落とせる幅が広いことによる利益は税金が減ることです。
収入から経費を差し引き、各控除を受けた金額を所得金額と呼びますが、国に支払うお金の数々はこの所得金額をもとに算出されています。
個人事業であれば、所得税はもちろん、住民税・健康保険料なども所得金額をベースに計算されます。独身の方はあまり知らないかと思いますが、公立幼稚園～大学までの料金テーブルにも影響があります。また、高額医療を受けた場合も金額が異なります。
高所得者は税金を55％（所得税＋住民税）とられる上に、そこから国の制度を利用した分多くの金額がかかってくるのです。
ユーチューバーであれば、私用込みの旅行や業務用とは言えない高級車など普通の経営者では経費にならないようなものも経費にすることができます。もちろん、動画などで使えば、ではあります。
このように、所得金額を減らすことのできる経費の幅が広いことは、その金額ももちろんですが、それ以上に自分の使える金額を増やすことにも繋がるのです。
アプリ開発の費用は割と高い
カブキンさんの「カブキン倶楽部」のように多少ファンがついてきたら、このアプリのようなファンビジネスを展開することはファンにとっても、自分にとっても良い利益のある手段です。イベントとは違い、24時間誰でも参加ができますし、有料会員システムを採用すれば固定収入が得られます。
もちろん、コンテンツを作成しなければいけませんが、打ち合わせ・移動など拘束時間が多いものよりは自由に使える時間も増えるでしょう。
では、そんなアプリを作るのにどのくらいの費用がかかるのでしょうか？
これはアプリの一括査定会社アイミツが公開している統計データです。
大体平均相場は250万円ほどのようです。もちろん、様々な機能を盛り込めば盛り込むほど価格は高くなっていきます。カブキン倶楽部のような機能を実装すると、400万円以上かかるかもしれません。システム開発の相場は、使う技術によりかなり変わるため、費用を抑えたいのであれば、綿密な打ち合わせが必要となります。
つまり、最低でもそれくらいは初期投資をする必要があるため、ユーチューバーとしてやっていってこのくらいお金を貯めることができれば、アプリも視野に入れてもいいかもしれません。
まとめ：ユーチューバーは人気が出れば正に夢の職業
カブキンさんのユーチューバーとしての年収は約3,600万円だそうです。しかし、それ以外にもカブキンさんは副業として様々な方面から収入があるようです。
そんなカブキンさんの収入源となっているのは以下の4つです。
- Googleの広告収入
- 企業からのタイアップ収入
- 有料会員などの専用アプリからの収入
- 音楽活動による収入
そして、経費として処理できる状況が多いため、可処分所得が多いことも教えていただきました。
次回は、「ぷろたん」が年収チャンネルに登場！ぷろたん流ユーチューバーの稼ぎ方について伺っていきます。お楽しみに！
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