本記事の目次
前回のおさらい:株本氏は色々な不満が溜まっている!?
前回、「こんなベンチャーはやめとけ③【vol.193】」では、第二弾に引き続き『こんなベンチャーはやめとけ』というお題で、株本氏にお話しいただきました。
- ”バリュエーション”と、うるさい人がいるベンチャーはやめとけ
- 監査法人すら入ってないのに”IPO”と、うるさい人がいるベンチャーはやめとけ
- ”イグジット”とうるさい人いるベンチャーはやめとけ
上記3点が、株本氏が思う『こんなベンチャーはやめとけ』と思うポイントです。
まず、バリュエーション”とうるさい人とは、本質的な価値ではないバリュエーションを、資産と考えている人の事です。
そして、自分の会社の価値がいくらかなんて、株式公開・売却をするかしないとわからないですよね。
なので、バリュエーションを考える時間があるのであれば、『会社の売上・利益を上げる事に時間を使ったほうが良い』というのが株本氏の意見です。
次に、監査法人すら入ってないのに”IPO”と、うるさい人とは、監査法人にお金を払っているだけで、上場企業ヅラをする経営者の事です。
何故なら、上場するのはとても難しいからです。
例えば、監査法人が3年かけ会社の中を全て調べ、費用も年間で数千万円掛ります。
そして、経営が傾き申請に行くまでに脱落していく会社がほとんどです。
なので、契約しただけで『IPO予備軍なんで』という顔をするの経営者が居るベンチャーは、やめておきましょう。
最後に、”イグジット”とうるさい人がいるベンチャーも嫌ですね。
イグジットを経験をしたことがない経営者が、イグジットについて語る事なんて馬鹿らしいです。
未経験者に『これイグジットでいくらで売れますね。』と言われると、『売ってから言え』と叫びたくなりますねw
さて今回は、『こんなベンチャーはやめとけ』第四弾です!!企業の嘘を見抜く方法を公開!?
それではお楽しみに!
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今回のお題:第四弾!こんなベンチャーはやめとけ!
前回に引き続き『こんなベンチャーはやめとけ』というお題で、株本氏にお話しいただきます。
株本氏がTwitterで『こんなベンチャーはやめとけ』とつぶやいたところ、多くの反響がありました。
そして反響と同時に、『こんなベンチャーはやめとけ』に対して質問を沢山いただいたので、何話かに分けて説明していただく事となりました。
なので今回も、『こんなベンチャーはやめとけ』と思う理由についてお話いただきます。
直営店が儲かっていないのに、FCや代理店を募集し始めるベンチャーはやめとけ!?
では何故、直営店が儲かっていないのに、フランチャイズや代理店を募集し始めるベンチャーは、やめておいたほうが良いのでしょうか?
まずは、フランチャイズのシステムについて、ラーメン屋に例えて簡単に説明します。
それぞれ違うエリアに3店舗、1店舗あたり100万円儲かるラーメン屋があります。
そして、月に100万円儲かるラーメンの作り方を教える代わり、利益の20%を直営店が貰う契約をします。
そおすると、直営店は毎月20万円収入を得る事ができます。
なので、ラーメンの作り方を教えて貰った人は、毎月80万円の収入を得る事ができます。
上記が、フランチャイズのシステムです。
直営店は、商材を他の人に営業してもらって、自分の足を動かさずに利益が入ってくる仕組みを作りたいので、フランチャイズの契約をします。
ただ、世の中には30万円しか直営店が儲かっていないのに、『フランチャイズ募集します』、という人が多くいるそうです。
そうすると、30万円しか儲からないラーメンでは、フランチャイズに入った人は20万円ほどしか稼ぐ事ができません。
また、初期投資で300万円~400万円掛っていた場合は、返し終わるまで利益が出る事はほぼないでしょう。
なので、『直営店の営業利益はどのくらいか。』『ロイヤリティは何%か。』『加盟店は儲かっているか』など、フランチャイズを始める時は、しっかり確認して下さい。
自社プロダクトが上手くいっていないから、コンサルを始めるベンチャーはやめとけ!?
株本氏によると、事業会社をやりつつコンサルを始める会社は、怪しいそうです。
理由としては、『自社の経営が傾いた時に、コンサルを始める会社が多いから』です。
例えば、自社のラーメン屋の経営が傾いたときに、目先のお金が必要となり儲かっているラーメン屋のふりをし、コンサルをする悪い会社がいるとのこと。
何故、儲かっているラーメン屋のふりをするかというと、コンサルの利益率は100%だからです。
しかしコンサルは、労働に対する依存度が高い産業なので、ある程度すると上限がきます。
なので、自社プロダクトがあるのであれば、自社プロダクトを伸ばした方が、上限なく売上と利益を上げる事ができます。
会社名に”アシスト”または、”フロンティア”がつくベンチャーはやめとけ!?
株本氏によると、世の中で最も多い会社名が、”アシスト”がつく会社だそうです。
では何故、”アシスト”が会社名に入っているベンチャーには、気を付けたほうが良いのでしょうか?
理由としては、”アシスト”が入る会社名にすると、検索された時に似たような名前の会社が沢山出てくるので、悪い商売をしていてもばれにくいからです。
なので比較的、”アシスト”が会社名に入るベンチャーは、悪い会社が多いそうです。
また、普通の会社は検索したときに一番に出てこない会社名は、損失にあたるのでできるだけ避けている会社が多い、とのことでした。
社長が社員から『社長』と呼ばれているベンチャーはやめとけ!?
では何故、社員から”社長”と呼ばれているベンチャーは、やめておいたほうが良いのでしょうか?
株本氏は、『この御時世”社長”と呼ばれている事に、快感を覚えている場合じゃない』と、思うそうです。
そして、『社長と呼ばせる雰囲気を出しているのがダメ』とのことでした。
『古い』と、感じてしまうそうです。
飲みの席で、社長が全額出してくれないベンチャーはやめとけ!?
では何故株本氏は、飲みの席で社長が全額支払わないベンチャーはやめておいたほうが良い、とおススメするのでしょうか?
理由としては、単純に『器が小さい』と株本氏が感じるからだそうです。
また、社長が部下にお金を払わせているのを見ると『この会社絶対伸びないだろうな』と、心の中で思うそうです。
例えば、多くの経営者が同席する会食では、お誘いした経営者が支払うのがマナー、ですが、それすらできない経営者もいるとのことでした。
さて今回も、株本氏に『こんなベンチャーはやめとけ』というお題でお話いただきました!次回も引き続き、『こんなベンチャーはやめとけ』のお題で第五弾をお送りします!
それではお楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
WEB広告業界の売上ランキング!
今回は、WEB広告業界についてお話します。
インターネットの普及が進む中、目覚ましい売上を叩き出しているWEB広告業界。
では、WEB広告業界のトップ企業の売上はいくらあるのでしょうか?
上記がわかるランキングをご用意したので、是非ご覧ください。
1位サイバーエージェント、売上1.624億円!?
さて上記は、WEB広告業界の売上ランキングです。
WEB広告業界の売上ランキング1位は、サイバーエージェントでした。
そして、売上は1,624億円です。
実はみなさんも、サイバーエージェントのサービスを普段から利用しているはずです。
例えば、AmebaTV・アメブロ・グランブルファンタジー・AWAなど、他にも多くのサービスが存在します。
次に、WEB広告業界の売上ランキング2位は、DACこと、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムでした。
DACこと、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは、インターネット広告代理店です。
そして、売上は1,053億円でした。
WEB広告業界は売上がとても伸びており、注目度が高い業界です。
これから、どのようなサービスが増えてくるのかとても楽しみですね。
まとめ:知識を身につけ、悪い会社には入らないようにしよう!
いかがでしたか?
前回に引き続き、『こんなベンチャーはやめとけ』というお題で、株本氏にお話しいただきました。
まず、フランチャイズになるときは、直営店が儲かっているかを調べたほうが良いそうです。
直営店が儲かっていないにも関わらず、フランチャイズを募集する会社が多いので気をつけてほしい、とのことでした。
そして、自社プロダクトがあるのに、コンサルをしている会社には気を付けたほうが良いそうです。
何故かというと、会社の経営が傾き、手っ取り早くお金を稼ぐために、『浅い知識でコンサルをしている会社が多いから』だそうです。
また、『会社名に”アシスト”が入る会社には気を付けて』とのことでした。
理由としては、悪い商売をしようとする会社が調べられるのを恐れ、検索しても出てきにくい事を目的に会社名に”アシスト”を入れるからです。
何故かというと、会社名に”アシスト”が入る会社が、世の中で最も多いからです。
今回は他にも、『社員に、”社長”と呼ばせる社長は古く感じる』や、『飲みの席で、社長がお会計を全額出さないのは、器が小さい』など色々な話を聞くことができました。
さて今回も、株本氏に『こんなベンチャーはやめとけ』というお題でお話いただきました!次回も引き続き、『こんなベンチャーはやめとけ』のお題で第五弾をお送りします!
それではお楽しみに!
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