本記事の目次
前回のおさらい:『年収チャンネル』には負けません!
前回、「【徹底追及】岩井さん大したことないんじゃない?(笑)【vol.131】」では、マネーの虎で一躍有名になった岩井社長に、現在の活動内容について伺いました。
現在岩井社長は、マネーの虎時代に経営していた会社を7つの法人に分けて、各法人で様々な事業に取り組まれているそうです。
その中でも特に力を入れている、(株)モノリスジャパンという法人では、教育専門の広告代理店としての事業を展開されているそうです。
さらに岩井社長は、『就活の虎チャンネル』というYoutubeチャンネルを開設して、就活生と企業に向けて情報発信を行なっています。
年収チャンネルに触発されて作ったという『就活の虎チャンネル』は、もちろん岩井社長の法人で展開する事業の一部です。
2019年3月16日(土)に行うイベントを皮切りに、今後様々な就活イベントを開催する予定なのだとか!
かつてのマネーの虎が主催する就活イベント、就活生は要チェックですね!
さて今回は新ゲストとして、元MR(医薬情報担当者)で現在はパーソナルトレーナーをされている、村岡さんが登場です。以前の勤務先である製薬業界について、その実態を暴露していただきます!
では、ご覧ください!
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今回のお題:MRってどんな仕事なの?
さて今回は、元MRの村岡さんにお話を伺います。
MRって、そう頻繁に耳にする言葉ではないですよね?
まずはMRとはどういった仕事なのか、詳しい説明から入りましょう。
MRは薬を作っているメーカーで働いています
MRの仕事内容は簡単に言うと、自社で製造された薬の処方をドクターに促すことです。
ただしMRの営業では、『薬を使って下さい』はNGワードです。
さらに薬の値段の話も一切してはいけません。
薬の処方を促すといっても、あくまでも薬を紹介するだけです。
例えば、『ウチの薬は、こういう面で優れています。こんなデータがあります』といったあくまでも薬の情報の紹介をすることが、MRの営業なのだそうです。
MRの大手企業はどこ?
株本氏から、『具体的にどういう会社が業界で大手と言われているんですか?』と質問です。
業界大手として名前が上がったのは、以下の5社でした。
- 武田製薬
- 大塚製薬
- 第一三共
- ファイザー(外資)
- ノバルティス(外資)
上記の5社は、実際に薬を作っているメーカー企業です。
その企業の中で、『あくまでも薬の処方を促すだけ』というスタンスで営業されているのが、MRのお仕事なのですね。
MRになる人の志望動機は?
MRになりたい理由としてはどういったものが多いのでしょうか?
村岡さんによると、一番キレイな志望理由としては、医療に携われる事が挙げられます。
正しい情報をドクターに紹介して、医療従事者になれる、というのがよくある志望動機なのだそうです。
ただしMRは外回りが中心で楽しようと思えば楽できるという事情があるため、実際にはそれが目当てに志望する方もいたかも…ということでした。
また給料もそれなりに高水準のため、内心は給料が志望動機、というパターンも多いでしょうね。
ドクターへの接待事情は?
株本氏の『ドクターへの接待は多いのですか?』という疑問に、村岡さんは色々暴露してくれましたw
村岡さんよりも前の世代では、接待はかなりあったそうです。
これには事情があり、例えばMRが紹介する薬のデータが他社とそんなに変わらなければ、当然ドクターは可愛いがっているMRに勧められた薬を使いますよね。
そのためにMRはドクターに気に入られるため、ゴルフ接待や飲み会芸など、かなり気を使っていたそうです。
他には、病院に行って薬の説明会をするのですが、その時にドクターや看護師に5,000円くらいする弁当を10個単位で差し入れるなど…
酷い時は、MRが飲んでいる所にドクターが来て、『ここ払っておいて』と言い残してドクターはお金を払わずに帰ってしまう、ということもあったのだとか!
ちなみにその際のお金は、さすがに会社から出ていたそうですw
ちなみに現在では、接待事情でドクターが薬を選ぶことを懸念して、接待に関しての規制がかなり厳しくなったのだとか。
例えば、お弁当は1個1,000円以下でなければ駄目とか、飲み会では1人5,000円までとか、様々な規制が出来ています。
MRは勉強が大変!?
MRは薬の名前を覚えたりと、かなり勉強が必要なイメージがあります。
実際どの企業でも最初に1ヶ月程度、みっちりと研修期間を設けているそうです。
やはりドクターと話すには包括的に医療を知る必要があるため医療全般を学び、その後自分の取り扱う薬の専門領域をさらに学びます。
そうして得た知識を利用して病院に薬を売りに行く訳ですが、病院ごとに権力者が違うそうで、権力者を見抜かなければ病院内で自社製品のシェアを取るのはかなり大変なのだとか。
病院によっては、一番の権力者が『医者』ではなく『薬局長のおばちゃん』といったパターンもあり、人間関係の見極めが重要とのことでした。
さて今回は、以前MRをされていた村岡さんから、MRの禁断の接待事情を暴露していただきました。さて次回は村岡さんから、さらに踏み込んだMRの年収や業界のヤバい話を暴露していただきます!
それではお楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
接待交際費に必要な金額ってどれくらい?
今回は、前職でMRを経験された村岡さんから、MRの実態を伺いました。
ひと世代前のMR業界は、接待がかなり重要だったそうですが、接待交際費に使われる金額って実際どれくらいの金額なのでしょうか?
今回は接待交際費についてのグラフを見つけたので、ご紹介いたします。
接待費の予算相場は1万~15,000円くらい!
生活費が足りないやばい!お金を借りたい20代へ|20s-money
さて、上記は接待交際費の予算相場をグラフにしたものです。
この調査によると、接待1回における1人当たりの予算は「10,000円~15,000円」が最も多いですね。
続いて「5,000円~6,000円」の回答が多くなっています。
接待の際のお店選びなどは頭を抱えるポイントですが、だいたい15,000円程度のお店を選んでおけば問題なさそうです。
会社からクレジットカードを持たされていない場合は特に、予算設定は重要かとおもうので、是非参考にしてください。
まとめ:MRの禁断の接待事情を暴露!
いかがでしたか?
今回は元MRの村岡さんに、MR業界についてお話を伺いました。
MRとは製薬会社で働き、製薬されたお薬の処方をドクターに促す(情報を伝える)仕事です。
業界大手企業の例としては、以下のような企業が挙げられます。
- 武田製薬
- 大塚製薬
- 第一三共
- ファイザー(外資)
- ノバルティス(外資)
MRや製薬業界はやはり接待が激しいイメージがありますが、実際にひと世代前はかなり接待にお金をかけていたそうです。
というのも、各社のMRが似たような薬をドクターの所に持ってくる、ということが往往にしてあるそうです。
その際にはどうしても『気に入っているMRの勧めた薬だから』という理由で契約が取れてしまうため、接待が非常に重要だったのだとか。
ちなみに現在では、接待事情でドクターが薬を選ぶことを懸念して、接待に関しての規制がかなり厳しくなったそうです。
さて今回は、以前MRをされていた村岡さんから、MRの禁断の接待事情を暴露していただきました。さて次回は村岡さんから、さらに踏み込んだMRの年収や業界のヤバい話を暴露していただきます!
それではお楽しみに!
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