本記事の目次
前回のおさらい:大手企業のメリットは給与が緩やかに上がっていき安定しているが。。。
前回、「大手企業に就職すれば年収1000万円稼げるの?」という質問にて、30歳で1,000万円稼げる企業は50社もない、という、(動画内)進行役のマリエさんにとっても衝撃の事実が発覚。
大企業は能力がそれほど高くなくても緩やかに安定して稼げるメリットがある一方で、30歳で1,000万円は難しく、マリエさんの求める王子様(?)はなかなかいない、という話でした。
しかし、能力さえあれば、ベンチャーではがっつり稼げるチャンスはたくさんあると話す株本氏。
いったいベンチャーでどのように稼ぐことができるのか!?
株本氏が稼いだリアルな体験とともに、見ていきましょう。
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今回のお題:ベンチャー企業での稼ぎ方
就活生の方の場合、ベンチャーでの働き方はどうなの?しんどいんじゃないの?など、ベンチャー企業就職が正直良いのかどうか良くわからない、という方がほとんどだと思います。
この記事を読んでいるみなさんが気になるのは、「じゃあ実際大手企業よりベンチャーのほうが稼げるのか?」という点ですよね。
答えは、ベンチャーのほうが稼げる人もいる、です。
株本氏が詳しく解説しています。
ベンチャー企業は振り幅が大きい
結論としてはあまり煮え切りませんが、これはもう本当にケースバイケースで、大手企業のほうが稼いでいることもあるし、ベンチャーでも稼ぐ場合もあります。
しかし、同じ「稼げる」でも、その性質は少し違います。
つまり、ベンチャーは「若いうちにいきなり」、しかも、「かなりの額を」稼げる可能性が高い、つまり上の振り幅が大きいんです。
実際の株本氏のケースで見てみましょう。
24歳で年収800万円!!
24歳で、すでに年収800万円を稼いでいた、とさらっと話す株本氏。
あまりこの数字にピンと来ない方のために、この数字がどれだけ「稼いで」いるのか見てみましょう。
あくまで一例ではありますが、キャリアマッチングサイトの「シンアド」のユーザーアンケートによると20代で年収800万円というのは上位5%に入ることがわかります。これはかなり稼いでいると言えますね。
ただし、ベンチャーにいけば誰でも稼げる、なんてことは決してありません。
では株本氏は、どうやって800万円を稼げるようになったのか。
ベンチャー企業は大手企業と比べて評価されやすい!
ずばり、「仕事の成果を評価されたから」です。
株本氏のケースから、前提事実を抜き出してみると、下記になります。
- 新卒でベンチャー入社早々、事業利益を伸ばすという責任のある業務を任されていた
- 担当した事業の利益をしっかり伸ばすという実績を残した
- 誰が出した数字か、あるいは、どのくらいの利益なのか、が明確だった
- その実績に対する評価が昇給に反映された
中でも特に、「評価」が重要なポイントになります。
事業責任を預けるのはもちろんですが、その評価がすぐに反映されるような環境を整えている大企業は、そうそうありません。
というのも、大手企業では業務が細分化されていて、誰がどの程度事業に貢献しているのかわからない場合が多々あるためです。
一方、ベンチャー企業は組織が小さいため、各事業の数字は誰が担当していて、そこにどれだけ人件費(を含むコスト)がかかっているかということが少し計算すればわかってしまいます。
こうした点が、大企業とベンチャーの大きな違いの一つとなります。
やはり先述したように、ベンチャー企業の方が、成果が出たときの昇給昇格のスピードや上げ幅が大きいということ。
株本氏の場合も、社長が意思決定者であり、きちんと成果を見ていたからこそどんどん給料が上がっていき、任される領域や責任範囲も大きくなっていきました。
ベンチャー企業だと「高学歴の競争率」が低い!
「成果を出す」という点に関しては、大手企業であろうとベンチャーであろうと「ベース」がしっかりしている人が有利な点は、間違いありません。
しかし、株本氏が大手企業に転職してまわりの優秀さに圧倒された!と語るように、大手企業には優秀な人材がゴロゴロいるため、抜きん出た成果をあげることが難しい場合が多いのです。
以下は大学通信による2017年の会社の規模や知名度から選ばれた有名企業400社に対する実就職大学ランキングのデータ。
どの大手企業にも高学歴で優秀な人材が集まっていることが一目瞭然です。
裏を返せば、大部分が大手企業に就職するからこそ、ライバルの少ないベンチャーで勝つチャンスが多く存在しています。
それこそがまさに、株本パターンという名の「戦略」なのです。
ベンチャー企業は、昇格や昇給等の意思決定がスピーディ
なお、「意思決定の早さ」もベンチャーの大きな特徴のひとつです。
少人数規模の会社では多くの場合、社長が給料を意思決定しています。
一方で、大手企業になると社長が一人一人の評価をしている時間はもちろんなく、人事部や上司などが評価者となり、昇給等の意思決定プロセスが何階層もある、という場合がほとんど。
そうなると、よく噂で聞かれるように、「派閥」「人間関係」「勤務態度」など、様々な定性的な評価が混入する可能性も高くなり得ます。
対して、前述の通り、ベンチャー企業は成果が見えやすく、実力がはっきりする世界。
だからこそ、ベンチャー企業であれば、地力が高い人間の成長スピードが早く、そして、年収増が見込めると言えるのです。
次回は、ベンチャー企業を経験した株本氏が「その後どれだけ稼いでいたのか」「今はどれくらい稼いでいるのか」について赤裸々に語ります!
⇒株本社長は就活でボロ負けしたってほんと?【vol.006】
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