本記事の目次
前回のおさらい:TOPエンジニアってどんなキャリアなの?
前回「月収1千万円!野村総研出身のスーパーエンジニア登場|vol.053」では坂橋氏がどのような道を歩んできたのかについてお話しました。
簡単にまとめると
- 東京大学大学院修士課程修了後、一年半野村総合研究所に勤める。その後、野村證券で2年勤務。現在はフリーランスとして活動中
- フリーになってから月収1,000万円を達成
- エンジニアとしてキャリアを積むなら下請けで誰でもできる仕事をするのではなく、大企業で大きな案件を経験する!
ということでしたね。
大企業では、周りが全員高学歴であることも相まって技術力の向上に拍車をかけることとなるという話もありました。
さて、エンジニアとして着実にキャリアを積み上げ、現在は月収1,000万円を稼ぐというTOPエンジニアの坂橋氏から見たIT業界はどのような特徴があるのでしょうか?
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今回のお題:TOPエンジニアからみたIT業界の特徴とは?
エンジニアからみたIT業界とは?
数々の輝かしい経歴を持つ板橋氏。
- 東京大学大学院 修士課程修了
- 野村総合研究所で一年半勤務
- 野村證券で二年勤務
- 独立し月収1,000万円を稼ぐ
そんなエンジニアにとって「夢」のような存在である坂橋氏から見た「IT業界」はどのように映っていたのでしょうか?
株本氏はこう切り出します。
「板橋さんはは東大を卒業する時にもうエンジニアとしてどこかの会社に就職するのをほぼ決めていたわけですよね?いろんな会社を調べられた上で野村に就職されたと思ういますが、エンジニア目線で見るIT業界や様々な企業はどういう風に見えていたんですか?」
板橋氏はこの質問に対して以下のように答えました。
「IT業界は年収が総じて高くないなと思ったんですよね。その中でも野村が一番トップで30歳ちょっとで1,000万円の平均年収がある唯一の会社なので入りました。」
板橋さんの最初の就職先は”収入の高さ”で選んだようです。
プログラマ寄りの企業は危険!?
「野村以外の会社はどうでした?」という株本氏の質問に対しては
- yahooは初任給で年収300万。
- 日立はホワイトだが、年収が平均より上の500万円くらい。
- アクセンチュアの給料は野村の次か次くらいにいい反面、激務。
- プログラマ寄りの企業、すなわちたくさんソースコードを自分で書くような会社は総じて給料が低い
と坂橋氏は回答しました。
「自分の作業を売るような会社に入ってしまうと給料は上がりにくいですよね」
と株本氏もコメントとしています。
これはエンジニアを目指している方には重要な情報ではないでしょうか?
「プログラミングが好きだから、プログラマ寄りの企業に就職するぞ!」
という理由だけでプログラマ寄りの企業には就職するのは少し危険かもしれません。
エンジニアで高収入を目指すのであれば、念入りに会社の給料について調べておく必要がありますね。
また、株本氏の「野村と一番迷ったのはどこですか?」という質問に対しては
「リクルートのエンジニア、UFJモルガンスタンレー証券、迷ったけれど野村には給料が及ばなかったので」と坂橋氏は回答しています。
結論として、TOPエンジニアである坂橋氏は完全に企業を”給料”で選んだようです。
では、給料が良い企業に就職するためにどのような準備を坂橋氏はしていたのでしょうか?
TOPエンジニア大学時代にしていたこととは?
「どういう準備を大学生の時にしているとエンジニアとして就職に有利なんですか?」と株本氏。
それに対して板橋氏は以下のように回答しました。
「自分で設計して自分で開発することができて一流かなと感じているので設計の部分は業務で体験することです。ですので、大学時代はとにかくプログラミングをやっていたましたね」
坂橋氏はそうすれば年収1,000万円を稼げるようになると確信を持っていたようです。
東大時代はJava言語の開発をしており、言語そのものをつくられていたそうですよ。
なんだかよくわからないですが凄そうですね・・・。
Java言語の開発の難易度について、株本氏は
「Java言語を開発してるということは言語を作っている側。凄すぎてよくわからないですがエンジニアの中には化け物級にすげえ奴も世の中にいるんだとエンジニアになる皆さんに言いたい。エンジニアとして戦うためには本当に覚悟を決めてやらないと、いいところを全部こういう化け物にとっていかれちゃう。そこだけ気を付けてエンジニアという道を選択してください。」
と発言しています。
想像もつかないようなことをやってのけるのがTOPエンジニアなのですね。
さて、次回は東大生の進路について、IT業界に進む方に焦点を当てながら板橋氏がレクチャーします!お楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
エンジニアの種類
これまでTOPエンジニアである坂橋氏のお話を伺ってきましたが、エンジニアにも多くの種類があります。
「よし、エンジニアになるぞ!」と思って勉強を始める前にまずはどのエンジニアを目指すか決めてから勉強を始めましょう。
まずエンジニアは大きく5つの分類に分けられます。
- IT関係のエンジニア
- 機械・工学のエンジニア
- 化学のエンジニア
- 環境・農業のエンジニア
- 医療関係のエンジニア
この分類の中だと、坂橋氏はIT関係のエンジニアです。
さらにIT関係のエンジニアも10種類ほどに分類されるようです。
ここではIT関係のエンジニアの中でも代表的な5つのエンジニアについて挙げておきます。
システムエンジニア
システムエンジニアとは、インターネットやスマートフォン、銀行で使ったりするITシステムの設計や構築を担当します。
「どういったシステムを作れば業務の効率化をできるだろうか?」と考えるのがシステムエンジニアの主な仕事です。
プログラマー
プログラマーとは、指示されたプログラムを作る人のことです。
システムエンジニアとの区別が業界人でなければ難しいのですがイメージとしてはシステムエンジニアが設計をする人、プログラマーが作業をする人ということになります。
家を建てることに例えると、システムエンジニアが家の図面を書き、その図面に沿って家を建てていく作業をするのがプログラマーという感じですね。
データベースエンジニア
データベースエンジニアとは、データを効率よく管理する知識を持っているエンジニアのことです。
図書館で例えると、図書館では漫画や小説、新書といった風に分類されていますよね。
図書館の「司書」にあたる知識をデータベースエンジニアは持っており、データをより分かりやすく効率的に管理するのが主な仕事です。
Webエンジニア
Webエンジニアとは、ポータルサイトやECサイトといったwebサイトの設計や保守を行うエンジニアです。
混合されていることも多いですが、正確にはWebのデザインは行わずシステム設計のみを行います。
マークアップエンジニア
マークアップエンジニアとは、Webサイトのデザインを行うエンジニアです。
一般的にはWebデザイナーと呼ばれており、デザインのセンスが問われます。
まとめ:エンジニアで高収入を得たいなら、とにかくプログラミングをしよう!
坂橋氏が動画の中でも述べていましたが、一流のエンジニアの条件としては、自分でシステムの設計・開発ができることでしたね。
設計の部分に関しては、業務で経験することなので、とにかくプログラミングを行って開発ができるようになる必要があります。
しかし、開発だけができても、”プログラマ寄りの企業”に行ってしまい、全然稼げなかった・・・なんてこともあるので注意です。
せっけいもあわせて経験できる企業を選びましょう。
また、株本氏が言うように、エンジニアを目指すのであれば、本当に覚悟を決めて勉強をしないと坂橋氏のような化け物級のエンジニアにに美味しいところをすべて持っていかれてしまいます。
「自分はITが好きでたまらない!」という方であれば、チャレンジする価値はあるのではないのでしょうか?
さて、次回は東大生の進路について、IT業界に進む方に焦点を当てながら板橋氏がレクチャーします!お楽しみに!
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