本記事の目次
前回のおさらい:株本氏は、ベンチャー企業勤務・24歳で800万円を稼いでいた
「高学歴がベンチャー企業就職すると人生どうなるの?」というお題にて議論した前回。
新卒でベンチャー企業に就職した株本氏は、ベンチャー企業の環境を最大限生かし、24歳で年収800万円を稼いでいたことが発覚。
そうした実例を通し、ベンチャー企業では一般的に、地力が高い人間の成長スピードが早く、そして、(若いうちから)活躍に応じた年収増が見込めるということが分かりました。
では、そもそも株本氏はどのようなキャリアを歩み、現在に至っているのでしょうか?
というわけで、株本氏のこれまでのキャリアごとの、リアルな年収事情について詳しく聞いていきます。(本記事は大学生~就職活動時代のお話です)
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今回のお題:株本社長は大学生時代にいくらもらっていたの?
大学1年生~2年生時:アルバイトで月に8~9万円
株本氏は、大学1~2年生の時は、飲食店でアルバイトをしていたそう。
バーミヤン、温野菜など、ザ・チェーン店で皿洗いなどをし、月8~9万円程度、つまり年収100万円程度を稼いでいたとのことです。
ここまでは、本当に普通の大学生のお話ですが、大学3年生のときに、「あるきっかけ」でベンチャー企業でインターンを始めることとなります。
大学3年生時:ベンチャー企業でインターンをはじめることに
株本氏がベンチャー企業でインターンを始めたきっかけは、「東日本大震災」だったそう。
震災により、早稲田大学の開講が1ヶ月伸びた際に、「なんとかしないと周りと差をつけられる」と感じたのだとか。
さらに細かい背景で言うと、当時、mixiというサービスが流行っていました。
その掲示板で、周りの友人が「ボランティアに行く」「短期留学に行く」といった投稿をしているのを見た株本氏は、「このままアルバイトばかりしていてはヤバい」という危機感が募りました。
そして、「色んな修行ができるベンチャー企業に行ってみよう!」との決断をすることに。
大学3年生~4年生時:ベンチャー企業のインターンで月に最低10万円
株本氏がインターン生として勤めることになったのは、インターネット広告代理店。職種は営業でした。
ちなみに、当時インターンを選んだ感覚としては、「アルバイト感覚」だったそう。働いて給料をもらうのが飲食店ではなく広告代理店に変わっただけ、と。
ただし。毎月お金を稼ぐのであれば、「将来のためになるようなところで働いた方がいい」と思ったのだとか。
さて、そのインターン先での給与はどうだったのでしょうか。
株本氏曰く、インターン先の会社の社長は「気前がよかった」ため、いきなり時給1,200円だったそうです!
したがって、週3で働いていたにも関わらず、インターンをはじめて以後は給料が月に10万円を切ったことがなくなったそう。
その後、大学4年生になると時給は1,400円に昇給。
それに伴い、月給は12~15万円を推移するような形となっていったそうです。
行きたかった大手企業に”すべて”落ち、新卒でベンチャー企業へ就職
そして、いよいよ就職。
しかし、ここで思わぬハプニングが・・・!
就職活動をし、大手企業も受けたものの、行きたい企業に全部落ちてしまったのです。
株本氏は周りとは違ってインターンでの2年間の経験があることから、「オレは絶対受かる」と思って自信を持って面接に挑んだものの、大手企業にことごとく”お祈り”をされてしまいました。
当時、「俺みたいな優秀な学生でも落とすんだな」という、少し斜に構えた感想を抱いたそう。笑
しかし、今となっては、株本氏は大手企業が(当時の株本氏を)落とすのも納得できるとし、こう振り返っています。
つまり、面接というのは「御社のこういうところを魅力に感じているので、入社させてください」という態度が望ましい。これに対し、当時の株本氏は「オレは○○の実績があるから、採用したいですよね?」といった態度で臨んでしまった。
このスタンスの食い違いがあるのだから、「落ちるに決まっている」というわけです。
上記のような経緯に加え、株本氏の勤めていたベンチャー企業も大きく成長していたことから、株本氏はついに新卒でのベンチャー企業就職を決断します。
では、新卒でベンチャー企業に就職した株本氏は、どのような社会人1年目にいくら稼いだのでしょうか?
次回、その詳細に迫ります!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
株本社長も経験した「インターンシップ」とは?
今回は、大学生時代の株本社長の経験の棚卸を行う回でした!
そこで最も大きなトピックとなったのが「インターン(インターンシップ)」です。
しかしながら、中にはインターンシップの目的や種類、一般的に言われているメリットなどについてご存知ない方もいるかと思います。
そこで以下に、「インターンとは何か?」について簡単にご説明しますので、現役の大学生の方々のご参考になれば幸いです♪
インターンシップとは?その目的は?
一言でいうと、「就業体験」です。
企業側からすれば、優秀な人材(学生)を見つける機会を創出できます。逆に、学生側からすれば、企業にアピールするチャンスともなります。
インターンシップの種類は? ~短期と長期の違い~
日本のインターンシップには大きく「短期インターン」と「長期インターン」があります。(ちなみに、海外のインターンシップでは、3~6ヶ月が多いようです。)
まず、短期インターンは、「1day」もしくは「1週間以内」くらいの期間で実施されます。
これは、学生にとっては「企業研究」や「業界研究」の延長上にある、といったイメージをするといいでしょう。
内容としては、グループワーク、プレゼンテーション、社員との座談会など、「就業体験」というよりは、「企業説明会」の毛色が強いと思われます。
一方、長期インターンは、1ヶ月以上勤務することが前提のケースが多いと言えます。
こちらは、学生にとってはまさに「就業体験」であり、今回動画で話に出てきた「アルバイトの発展形」のようなものでもあります。
企業は時給・月給を定期的に払う必要がありますから、指導・教育を行いますし、それなりの「責任」を求めることとなるでしょう。
「就職活動の一環」なら短期インターン、「就業体験」するなら長期インターン
上記から、短期インターンは「就職活動の一環」、長期インターンは「就業体験の一環」というイメージを持つことができるかと思います。
では、インターンシップを始める決め手はなんなのでしょうか?
その参考情報として、一般的に言われているインターンシップのメリットをご紹介しておきます。
- インターンとして実際に企業内の「空気」を肌で感じ、「本当に入りたい企業かどうか」を見極められる
- 実際に業務の一端を行ってみることで、具体的なイメージを持つことができる
- 将来の自分像を模索する、いいきっかけとなる可能性がある
さらに、長期インターンの場合は次のようなメリットが付加されるでしょう。
- アルバイトと同じように給料がもらえる(株本氏の例のように、企業によっては長く勤めればそれだけ給与が上がる可能性も)
- 場合によっては、かなり時給が高いケースもある(たとえばエンジニア。時給2,000円のケースもあります)
- 責任ある仕事を任せてもらえる
- 実際に業務に従事することで、自分の職業的な適性を見極めるチャンスとなる
このように、インターンと言っても、短期インターンと長期インターンで違いがあることも、覚えておくとよいでしょう。
可能なら、ベンチャー企業での長期インターンも、候補にいれてみよう!
以上、いかがでしたでしょうか?
今回は、株本氏の学生時代の過ごし方、そして、就職活動の顛末について議論してきました。記事後半では、インターンシップの目的や種類、メリットについてご紹介しました。
特にインターンシップについては、もし、「いま真剣に打ち込んでいるものがない」という場合は、株本氏のような「長期インターンシップ」を検討してみてもいいかもしれません。
ただし、必ずしも「インターンシップが絶対いい!」「インターンシップしなければいい就職活動はできない」というわけではありません。したがって、もし「いま真剣に打ち込んでいるものがある」なら、そこに全力を注いでも全く問題ないことにはご注意くださいね。
さて、次の動画では、株本氏が新卒でベンチャー就職後、どのようなキャリア・年収を通っていったのかについてご紹介しますので、是非ご覧ください♪
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