本記事の目次
前回のおさらい:マッキンゼーVSボストンコンサルティング
前回「マッキンゼーVSボストンコンサルティング|vol.078」は、シャイニング丸の内さんをゲストにお招きして、コンサル業界の動向について語っていただきました。
コンサル業界全体の動きとしては、
- 人員拡大路線に進んでいる
- 実行支援の働きが大きくなっている
ということが分かりました。
コンサル会社から事業会社への提案の仕方も変化しています。
従来:「こうやったら売れるんじゃないですか?」
↓
現在:「我が社にこういうデータがあるので、こういうことが言えます!もし意思決定するのであれば、私達で面倒見れますよ!」
このように、より具体的&伴走型の提案に変わってきています。
今回は「シャイニング丸の内さん的に、コンサルって良いお仕事ですか?」と、ストレートな質問を投げかけてみました。
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今回のお題:コンサル最高うぇいうぇいうぇい!
今回はシャイニング丸の内さんに、コンサルという職業について語っていただきます!
内容としては以下2つの質問にご回答いただきました。
- シャイニング丸の内さん的に、コンサルって良い職業ですか?
- コンサル時代の経験は起業後の今に活きていますか?
順に見ていきましょう!
コンサルは非常に良い職業!
「シャイニング丸の内さん的には、コンサルって良い仕事ですか?」と株本氏から質問。
この質問に対しシャイニング丸の内さんは、
「コンサルはかなりいい職業だと思う」
と即答されました。
その理由は?
- 「常に最高のアウトプットを出していこう」という姿勢が身につく
- 普通の会社では会社が安定していくと従業員のすることが減っていくものだが、コンサルという仕事は常に新しい発見があって飽きない
- しっかり仕事をしていればクライアントからすごい感謝してもらえる
これまでの動画では、
「コンサルは仕事の割に給料が安い」「ハードな仕事に絶えられず離職する人が多い」
といったお話も伺ってきましたが、ハードな分だけスキル面で身につくものもやりがいも大きいんですね。
結論:スキル習得や、業務提携の面白さ、社会にもたらす価値という点から見てもコンサルは非常に良い職業!
顧客視点で感じたコンサルの価値
現在は事業会社をやられているシャイニング丸の内さん。
「顧客視点的なコンサルの価値をすごく感じるようになった」とのこと。
例えば、”どこかをM&Aするぞ”となった時には、膨大な分析や、第三者的な立場からの振る舞いが必要になったりすることが結構あるんだそう。
これらを社内で調達して制限時間内に着地させることは難しく、ほとんどの場合コンサルを使って解決するそうです。
コンサル時代の経験は起業後にも活きている!
「コンサル時代の経験って起業された今に活きていますか?」と、シャイニング丸の内さんと同じくコンサル出身の株本氏から質問。
「かなり活きていると思う」とシャイニング丸の内さん。
特に、コンサル時代に培った「最高のアウトプットを出そう」という姿勢は毎日活きていると実感されるそうです。
どのように活きているのかについて、具体例を2つ挙げていただきました。
具体例1つ目は、スキルベースのお話。
例えば、どこかへプレゼンしに行く時。
ほとんどの会社の人たちは「とりあえず参加して、思いついたことを発言しよう」という感じでまともに準備して来ないんだそう。
しかし、コンサル時代の経験を活かして、ロジックやリスク要因への対策まで用意してミーティングに臨むことで、ぶっつけ本番とは全然違う成果を得られるとのこと。
具体例2つ目は、経歴ベースのお話。
コンサル歴があることで、特に、投資家と銀行の信用を得やすいんだそうです。
「ベンチャーのCEOでした」「上場も経験しました」……こんな経歴を持つ人が起業しようとすると、すぐに5億10億といったシード資金が集まるのは、ビジネスモデル云々ではなく、その人自体を見ているんだ、とのこと。
起業準備段階で何を信じるかと言ったら、話した時の印象や、これまでの経歴。
特に「経歴」は誰から見ても分かりやすい実績であるという点で、「どんな場所でも信用を得やすい」とシャイニング丸の内さん。
「実態はどうあれ”なんか頭いい”と思ってもらえる」のだそうです。
シャイニング丸の内さんからは続けて、
「ハリボテ全力で張って資金調達してでかい勝負を張るというのがビジネス。でかい勝負を張れた者が大きく勝つんだと考えたら、そのスタートラインに立つために経歴を手に入れるのは良いと思う」
とのお話を伺いました。
さて次回はシャイニング丸の内さんに「大学生が好きそうな会社のことを教えてください!」とリクエストし、総合商社やDeNAの給与実態についてお話していただきました。
お楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
コンサル会社に入るための必須対策は?
本動画を視聴して「コンサルに就職したい!」という気持ちが高まった学生の方も多いのではないでしょうか?
トップクラスのコンサル会社の新卒採用は、毎年20〜30名程度と、他業種と比較しても僅少です。
コンサル会社に入るための必須対策とは?
具体例として、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社の採用の流れをざっくりと見てみましょう。
マッキンゼー日本支社の採用ページによりますと、選考は4ステップに渡って行われます。
- 書類選考
- 適性検査
- 一次ケース面接
- 最終ケース面接
3と4の「ケース面接」という言葉を今初めて聞いたという人もいらっしゃると思います。
ケース面接とは、すぐに答えの出せない質問を出題することで、妥当な仮説を立てて論理的な回答を導く過程を判断する面接手法です。
- 立てた仮説は妥当か?
- 論理が破綻していないか?
などがチェックされます。
マッキンゼーでは、候補者の問題解決能力を判断するため約30分のケース面接を実施します。
面接で出題される問題は、面接官が実際にクライアントと解決した問題です。
こちらの動画では、いくつかのケース面接対策が紹介されています。
⇒マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社のケース面接について
具体的には、
- マッキンゼーWebサイトのケース面接対策ページを見る
- 過去にケース面接を受けたことがある人と練習してみる
- ケース面接で出てきそうなビジネス用語と概念を覚える
などが紹介されていました。
コンサル志望者であれば、ケース面接は対策必須です!
興味のある人は、こちらのページに掲載されている練習問題に目を通してみても良いでしょう。
まとめ:コンサルはスキル面でも経歴面でもメリットのある職業!
いかがでしたか?
今回は、シャイニング丸の内さんに「コンサルって良い職業ですか?」との問いを投げかけてみました。
質問への回答としては、YES!つまり「コンサルは非常に良い職業だ」ということでしたね。
その理由について語っていただいた部分をまとめました。
- 「常に最高のアウトプットをしよう」という姿勢が身につく
- 普通の会社と比較して、常に新しい発見があって飽きない
- クライアントからすごく感謝してもらえる
- (起業後も)コンサル経歴があれば投資家や銀行の信用を得やすい
- 経歴があるから大きなビジネスのスタートラインに立ちやすい
コンサルのお仕事について、
- 仕事の割に給与が低い……
- 初任給は良いがその後はなかなか上がらない……
- ハードな仕事で離職者も多い……
といった実態も伺ってきましたが、今回は、
コンサルという仕事は、スキル面でも経歴面でも得られるものが大きい!
という声を聞くことができました。
今回も貴重なお話をありがとうございました!
さて次回は、シャイニング丸の内さんに「大学生が好きそうな会社のことを教えてください!」とリクエストし、総合商社やDeNAの給与実態についてお話していただきました。お楽しみに!
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