本記事の目次
前回のおさらい:コンサル最高うぇいうぇいうぇい!
前回「コンサル最高うぇいうぇいうぇい!|vol.079」は、シャイニング丸の内さんをゲストにお招きして、コンサルという職業について語っていただきました。
内容としては、以下2つの質問にご回答いただきました。
- シャイニング丸の内さん的に、コンサルって良い職業ですか?
- コンサル時代の経験は起業後の今に活きていますか?
1つ目の質問「コンサルって良い職業ですか?」に対しては「非常に良い職業」とご回答いただきました。
具体的には、
- 「最高のアウトプットを出していこう」というビジネスの姿勢が身につく
- 常に新しい発見があって飽きない
- クライアントからすごい感謝してもらえる
こういった点で良い職業だというお話でした。
2つ目の質問「コンサル時代の経験は起業後の今に活きていますか?」には、「かなり活きている」とご回答いただきました。
これについては、スキル面と経歴面の2つの側面から話していただきました。
- スキル面としては→「常に最高のアウトプットをしよう」というビジネスの姿勢が身についていたので、別の会社でプレゼンをする時にも準備万端で挑むことができた。結果、ぶっつけ本番で来ているよその会社とは全く違う結果を出せた。
- 経歴面では→起業する時に投資家や銀行の信用を得やすい!
コンサル職で培われた姿勢や経歴は、起業後にも役立つんですね!
さて今回は、いろんな会社の仕組みや給料の実態を知っているシャイニング丸の内さんに「高学歴の学生が好きそうな会社のことを教えてください!」とリクエストし、総合商社やDeNAの給与実態についてお話を伺いました!
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今回のお題:総合商社・DeNAの給料
今回はシャイニング丸の内さんに、高学歴の学生が好きそうな会社の給料実態についてお話を伺っていきます。
総合商社の生涯賃金ベースはかなり高い
まずは、総合商社についてお話いただきました。
「長期的に見れば商社は生涯賃金ベースではかなり高い」
とシャイニング丸の内さん。
コンサルは最初は商社より給料が高いものの、ちょっと出世したところで転職するため、生涯賃金ベースで見ると、追い抜かれていくことが多いんだそう。
商社の場合はクビになるわけでもないし、コンサルや投資銀行部門のように労働時間がハードになることもない。アフリカなどといった治安が悪い場所へ行くと「ハードシップ手当」といって、2,000万〜3,000万もの手当が付くんだそう。
(商社は)「所得的には非常に良いですね」と繰り返すシャイニング丸の内さん。
「そうですね。三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅、伊藤忠は特に良いですよね」と株本氏もコメント。
商社で年収3,000万到達するには?
ここで「年収推移でいくと2,000万〜3,000万円って、海外駐在の場合ですよね?」と株本氏から確認。
「そうです!」とシャイニング丸の内さんから回答。
日本国内にいる場合の年収は、海外駐在した場合ほどはいかないみたいです。
商社で執行役員レベルに上がるのは同期の中で1〜2%程度ですが、執行役員レベルまでいくと、日本国内でも額面所得3,000万以上到達ということもあるようです。
ただ、「いろんな運であったりとか作用があるため、狙えるものではない」とシャイニング丸の内さん。
商社で年収3,000万以上到達しようと思ったら、海外駐在となるか、執行役員レベルに上り詰めるというルートなんですね。
商社の一般ルートは45歳で2,000万円前後がピークアウト
では、商社の一般ルートだとどれくらいもらえる?
これについては、30歳ぐらいで1,000万円前後だそうです。
「40歳で1,500万円前後みたいな感じですかね?」と株本氏から質問。
シャイニング丸の内さん曰く、
「そうですね。いろんなものによって変わりますが、45歳ぐらいで2,000万円前後がピークアウト」
だそうです。
その後は、横ばいもしくは下がっていく傾向にあるようです。
DeNAの初年俸や給与実態は?
総合商社の次にお話いただいたのが、Web系。オシャレなイメージが強く、学生にも人気です。
具体的に社名が挙がったのが、サイバーエージェントやDeNA。
このあたりは、かつてほどではないですが今でも一定程度人気を保っており、コンサル業を蹴って行く人もいたぐらいだそうです。
「DeNAは一時期すごかったですよね」と株本氏。
シャイニング丸の内さんも「すごかったですね〜」と同意。
DeNA初年俸については「決して存在しない初年俸1,000万円」とも言われていましたが、実際のところはだいたい初年俸500万円ぐらい。それ以降はまったく上がらないというのがDeNAの特徴みたいです。
MVP的な賞をもらったとしても年間70万円上がったぐらいという話を耳にされたこともあるそうで「本当にDeNAは給料が上がらない」というのが、シャイニング丸の内さんのお話。
これには「MVPで年間70万円ですか!!」と株本氏もびっくり。
かつてのソーシャルゲーム全盛時代よりもDeNAの利益は下落しており、当時のキラキラ感があまりなくなってしまったそう……。
ただ、DeNA内部にはいまだにいい人材がおり、スピンアウトして上場までいくビジネスが生まれることもあります!
ですので、全盛期に比較してキラキラ感がなくなったとは言え、DeNAが全くダメになったというわけではないです、とのこと。
とはいえ、各社の給与実態は知っておいた方が良いですよね。
さて次回は、シャイニング丸の内さんの年収推移についてお話を伺います。
リクルート、外資系コンサルを経て起業したシャイニング丸の内さんは、一体どうやって稼ぎを上げていったのか?お楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
Web系の人気企業DeNAの今後は?
今回の動画で、Web系企業の1つとして名の上がったDeNA。
ソシャゲ全盛時代のキラキラ感はなくなったものの良い人材が残っており新たなビジネスがスピンアウトすることもあるというお話を伺いました。
DeNA発ビジネス
DeNAからのスピンアウトとしてよく知られているのが、ストリーミングサービス「SHOWROOM」を運営するSHOWROOM株式会社(代表取締役社長:前田 裕二)ですね!
もともとSHOWROOMではDeNA本社スタジオからの公式放送や、芸能人による配信のみが行われていましたが、2014年9月からは会員登録したすべての一般ユーザーも自由に配信可能となり人気が高まりました。
そんな人気プラットフォームSHOWROOMを生んだDeNAですが、今後どんな展望を持っているんでしょう?
DeNAは自動車関連事業に注力!
DeNA収益の大黒柱は、ゲーム事業。
この部分については継続して強化を図っていきますが、長期的には複数事業をゲーム事業に匹敵する収益の柱に育て上げるという目標を掲げています。
「その他の柱」には、SHOWROOMを含むネットサービスの他、ヘルスケア事業、自動車関連事業、スポーツ事業が含まれます。
特に芽が出ているオートモーティブ(自動車関連)事業には、新規事業全体の投資額80億円(見通し)のうち過半数をつぎ込む計画があります!
DeNA=ゲーム事業のイメージが強いという人もいるかも知れませんが、今後は新規事業への取り組みにこそ注目ですね!
まとめ:気になる業界や企業の給与実態は知っておくべき
いかがでしたか?
シャイニング丸の内さんに「高学歴の学生が好きそうな会社の給与実態について教えてください!」とお願いし、総合商社とDeNAの実態についてお伺いすることができました。
伺った内容をまとめます。
まずは、総合商社の給与実態について。
- 商社の生涯賃金は高い
- 海外駐在もしくは役員ルートで、年収2,000万〜3,000万円
- 一般ルートのピークアウトは、45歳で2,000万円ぐらい
シャイニング丸の内さん曰く、「クビになるわけでもなく、ハードな残業があるわけでもなく、この給料」。
商社は所得的には非常に良い!とのことでした。
次に、Web系の具体事例としてDeNAの給与実態についても伺いました。こちらも伺ったポイントをまとめます。
- 初年俸は500万円ほど
- それ以降あまり上がっていかない
- MVP的な賞をもらったとしても年間70万円アップする程度
- ソシャゲ全盛期のキラキラ感はなくなったが良い人材がおり新たなビジネスも誕生している!
就職先を選ぶ際は初年俸だけでなく「その後伸びるのか?横ばいなのか?」「ピークアウトでどのくらいか?」といった給与実態についても知っておくと良いですね、というお話でした。
さて次回は、シャイニング丸の内さんの年収推移についてお話を伺います。
リクルート、外資系コンサルを経て起業したシャイニング丸の内さんは、一体どうやって稼ぎを上げていったのか?お楽しみに!
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