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大手企業とベンチャー企業の違いとは?株本社長は銀行で左遷 !?【vol.021】

大手企業とベンチャー企業の違いとは?株本社長は銀行で左遷 !?

前回のおさらい:FX・仮想通貨はやるべきではない…!?

FXや仮想通貨は若いうちからやっておいたほうがいいのか」というお題にて議論した前回。

結論としては、資産が少ない20代のうちは、FXや仮想通貨などをやるよりも、人脈を広げる・スキルを磨く・経験を積むなどに時間を費やした方が長い目で見れば「稼ぐ」という意味では効果的であるということでした!!

もちろん、世の中のお金の動きに興味を持つきっかけとしてFXや仮想通貨にチャレンジしてみるのは良いのですが、経験や人脈を増やすことに時間とお金を投資するほうが将来的にお金が増える可能性は高まるわけです!

さて、学生や20代のうちにやるべきことがわかったところで、将来の年収に差をつけるために、果たして大手企業とベンチャー企業のどちらに就職すべきなのか!?

本記事では、それぞれの特徴から大手企業とベンチャー企業の違いに迫ります。

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今回のお題:大手企業とベンチャー企業の違いとは?

大手企業で成功する人はほんのわずか・・・!?

一般的には、東大や京大、慶応義塾大学や早稲田大学など、いわゆる高学歴の学生は、大手企業に入りやすいと言えます。
また、周りの友人や先輩が大手企業に入る流れも確かに存在しているため、「大手企業」という選択が「前提」となっている方も多いでしょう。

ところが、ふたを開けてみると大手企業は「レッドオーシャン」(=競争の激しい市場)の環境下にあり、地頭がいい人ばかりが集まっていることが多いのです。

要は、大手企業では社内政治や定性評価、年功序列などで年収は上がっていきますが、選ばれた人の中でも相当能力が高い人でないと出世できない可能性が高いと言えます。

大手企業の競争率

たとえば、大手の代表格である銀行がわかりやすいでしょうか。
銀行というのは高学歴エリートたちの集団。しかしながら、上位層に昇れる人というのは、どんな組織であっても一部の人たちです。(これは、有名なドラマ「半沢直樹」でも描写されていましたよね!)

ちなみに、独立後に「成功」を収めている株本氏でさえ、大手企業で出世できる自信はないといいます。

では、大手企業で出世できなかった人たちはどうなるの?

結論としては、子会社や地方に左遷させられる可能性が高いと言えます。

東京や大阪などの大都市に住んでいるあなたが、いきなり明日から縁もゆかりもない遠くの
場所で働けと言われたらどうでしょうか?

住む場所を選べない」というのはかなりつらいことですよね。

大手企業の左遷

大手企業のこれらの特徴を踏まえたうえで、大手企業で出世できる自信や運を兼ね備えている人には大手企業に向いていると言えるでしょう。

高学歴は、大企業以外ならどこへ行くのがいい?

株本氏は早稲田大学を卒業してベンチャー企業にいくとき、周りに同じような高学歴の新卒社員はいなかったと言います。これがベンチャー企業の特徴です。

周りに高学歴の人がいない。
それはつまり、ベンチャー企業は「ブルーオーシャン」(=競争相手のいない未開拓の市場)の環境下にあるということです。

地頭がいい人が、そうでもない人の中で戦えれば勝率は高いのは当然ですよね!

これはビジネスでも重要な考え方で、競争相手が弱い市場に飛び込むのも、戦略として非常に優れた考え方なのです。
「周りの皆がこう言ってるから」「親に言われたから」などの理由で、選択肢を安易に大企業に一本に絞ってしまうと、のちのち大きな後悔が生まれるかもしれないことを、肝に銘じていただきたいと思います。

大企業とベンチャー、どちらが本当に安定しているのか!?

ここまで、大手企業とベンチャー企業の違いについてご紹介してきました。

では、中でも“安定”という視点で考えると、どちらの企業の方が優れているのでしょうか?

一般的には、ほとんどの大手企業は、すぐに倒産することは考えにくいでしょう。一方、ベンチャー企業は会社自体がどうなるのかわからない不安があります。

しかし、ここでもう少し丁寧に思考してみましょう。

本当の「安定」とはなんなのか、ということです。

就職と安定。安定とはなにか

株本氏曰く、一番の安定とは自分のスキルや戦闘力を上げること。なぜなら、自分自身のスキルが伸びてさえいれば、会社が潰れても転職は容易にできるからです。

その点、仮に大手企業にいて、会社が倒産したらどうでしょうか。スキルは伸びにくいし、転職もできないという状況に陥ってしまいます。一方で、ベンチャー企業は最悪会社が倒産してもベンチャー企業という環境で上がった戦闘力を武器に転職も可能です。

この不安定な時代においては、ベンチャー企業で自分の戦闘力を高めていくことこそが、結果的に一番の「安定」要素となる可能性が非常に高いのです。

まとめ:大手企業とベンチャー企業、自分に向いている企業を真剣に選ぶべし!

今回、大手企業とベンチャー企業の違いについてご紹介しました。

これを機に、どちらの企業に入るのが自分にとって幸せなのか、ということを考える一つのきっかけになれば幸いです!

あえてメジャーリーグのような大手企業に入ったものの、周りに埋もれてしまう可能性があります。一方、草野球のようなベンチャー企業に入って活躍した方が、むしろ早い速度で成長するかもしれません。

自分の能力とやりたい方向性を明確化し、どちらで働きたいかを戦略的に決めることが重要です!

さて、次の動画では、さらに具体的に大手企業とベンチャー企業を比較検討するためにも、双方を経験した株本氏から、それぞれの企業で必要な能力やその企業に向いている人材をご紹介しますので、是非ご覧ください♪

ベンチャーだと褒められて、大手企業だと怒られる行動とは?【vol.022】

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株本 祐己

1990年生まれ。桐朋高校、早稲田大学出身。学生時代にベンチャー企業で新規事業の立ち上げを経験し2年で黒字化に成功。新卒で同社に入社し、3年間マーケティングの責任者として事業拡大に貢献。コンサルティングファームに転職し、大手金融機関の管理会計業務支援やネットワーク更改などのプロジェクトに従事。フリーランスとして独立しクライアント数を拡大。StockSun株式会社を創業し、1年経たずしてWEBコンサルタントとして月間300万円以上稼ぐことに成功。

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