本記事の目次
前回のおさらい:土日に会社に泊まる!デスマーチ!
前回、「人気業界SIer出身が登場!(NTTデータ/野村総研/アクセンチュア/シスコ/オラクル)【vol.134】」では、フリーランスエンジニアの山本さんをお呼びして、前職であるSIerについて詳しくお話を伺いました。
SIerの業務は、企業向けの業務システムの開発・運用・保守までを一括して行う、というものです。
有名どころだと、
- NTTデータ
- 野村総研
- アクセンチュア(外資)
- シスコ(外資)
- オラクル(外資)
- IBM(外資)
などがSIerの最大手企業として挙げられます。
その勤務時間の長さから、『IT土方』と揶揄されることも多いSIerですが、実際にクライアント次第では、土日も会社に泊まり込みのデスマーチになることもあるのだとか…!
山本さんはSIerをやっていて、『SIerでしか使えない技術を学ぶ』ことがとくに辛かったと語ります。
『自分の未来に繋がらないような技術を学ばされるのは辛い』という考え方は、年収をあげるためにもとても大切ですので、ぜひ皆さんも意識してくださいね。
さて今回はフリーランスエンジニアの山本隆玄さんに引き続きお話を伺います。今回は、SIerの具体的な年収や女性関係など、普通は聞けない裏話を聞くことができました!
では、ご覧ください!
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今回のお題:フリーランスエンジニアの年収ってどれくらい?
前回に引き続き、山本隆玄さんにお話を伺います。
新卒でSIerに就職しその後独立、現在はフリーランスエンジニアとして活動する傍ら、ブロガーやYoutuber、オンラインサロン運営者としてもご活躍なさっています。
そんな山本さんに、今回はSIerの具体的な年収と、フリーランスエンジニアの具体的な年収を伺ってみたいと思います。
SIerの人件費は、ピンハネ率60%~70%!?
今回は年収チャンネルらしく、まず初めにSIerの年収について伺います!
IT業界の中でもSIerは上流工程のため、給料が良さそうですが、山本さん曰く『そこまで給料はよくない』とのこと。
超大手のNTTデータでも、30歳の年収1,000万はおそらく超えない、ということでした。
山本さんの勤務していたSIerも、誰でも名前を知ってるような大手ですが、30歳で年収600万~700万円が平均だったそうです。
山本さん曰く、企業勤めのエンジニアは安く買い叩かれてる人が多いそうで、逆にフリーランスエンジニアになれば大きく稼げるのそうです。
例えばクライアントから1ヶ月100万円ほどの予算がおりてきても、給料に反映されるのはせいぜい50%で、場合によっては60%~70%ほどが会社の取り分になってしまいます。
また、SIerは営業やマーケティングと違い、自身の動きが売り上げに直結しにくいという点も、給料が上がり辛い要因の1つです。
ちなみに、SIerで30歳の時に年収1,000万円を超えようと思うと、プログラマーではほぼ無理で、可能性があるのはSEなどの上流工程を行う人々くらいだそうです。
中小企業の給料は本当にヤバい!?
山本さん曰く、中小企業のエンジニアの給料は本当に低いのだそうです。
中小企業では孫請け、曾孫請けなども当たり前なので、売り上げはかなり少なくなります。
建設業界と少し似ていて、元請けが大きくピンハネして、さらに下請け、孫請け、曽孫受け、とピンハネする構造ができているので、最終的に残るお金はごくわずかです。
そのため、月100時間~200時間くらい残業しているのに手取り給料が10万円台、なんて場合も…
特に地方だと多重下請けの傾向が強く、地方のメーカーが発注した案件などは、下請けの下請けの…となって、実際に手を動かすエンジニアの手取りは低くなりがちです。
逆に東京だと、ゲーム会社などから直接案件をもらる場合もあるのだとか。
ちなみに、フリーランスエンジニアになってからの山本さんの月収は、2019年3月現在で売上550万円、手取りが400万円後半くらいあるそうです。
これ、年収ではなく、月収ですからね!
もちろん山本さんはフリーランスエンジニアの中でもかなり稼がれている方ですが、企業のピンハネがいかにエンジニアの給料を下げているのかを露呈する結果となりましたね。
SIerの女性関係は!?
SIerはそれなりに給料もありますし、IT系ということでイケてる感じもしますが、女性関係はどうなのでしょうか?
山本さんは、SIerで『遊んでいる人』というのは聞いたことがないそうです。
例えば、キラキラ系企業代表サイバーエージェント所属のエンジニアでも、遊んでいる人はいないのだそうです。
エンジニアは人とコミュニケーションを取る機会が少なく、働き方もバックオフィスに近いため、女性と交流する機会も少ないのだとか。
さて今回はフリーランスエンジニアの山本さんに、SIerの具体的な年収や女性関係を伺いました。次回は山本さんの稼ぎ方について伺います!月収550万円の秘訣とは!?
それではお楽しみに!
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以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
エンジニアの未来は!?
さて今回は、フリーランスエンジニアの山本さんにSIerの給料について伺いました。
大手SIerでも年収は600万円~700万円程度が平均で、中小のエンジニアは月の手取りが10万円代もあり得る、ということでしたね。
大手も中小も零細も含めて、エンジニア全体で見ると給与水準はどれくらいになるのでしょうか?
サラリーマンとして脂が乗ってくる30代前半の給料について、まとめた資料を見つけたのでご紹介します。
30代前半エンジニアの最低年収に戦慄
さて、上記はエンジニアの30代前半の平均年収・最高年収・最低年収の分布についてグラフ化したものです。
平均年収は450万円~550万円ということで、まずまずといったところでしょうか。
驚くべきは、最高年収と最低年収の格差です。
なんと35歳では、最低年収が150万円に対し最高年収が1,500万円と、10倍もの年収格差が。
30代前半のエンジニアの給料が150万円はさすがにキツすぎて…もちろん本人の実力不足もあるのでしょうが、業界に根強く残る、多重下請け構造の影響も大きいのではないでしょうか。
これからエンジニアを目指す方は、フリーランスエンジニアも視野に入れておくべきかもしれませんね。
まとめ:中小のエンジニアは地獄www
いかがでしたか?
今回も引き続きフリーランスエンジニアの山本隆玄さんに、SIerの具体的な年収や女性関係などを伺いました。
SIerの収入ですが、そんなに給料は高くないとの回答。
エンジニアとして30歳で年収1,000万円は、ほぼ不可能とのことでした。
中小企業のエンジニアだと、月100時間~200時間残業しても手取り給料が10万円台の人もいるという…
SIerの女性関係に関しては、遊んでいる人はほぼいない、との回答。
そもそもコミュ力の低い人が志望しがちな業界で、かつ働き方もバックオフィスに近いような動きなので、女性と関わる機会がそもそもないのだそうです。
さて今回はフリーランスエンジニアの山本さんに、SIerの具体的な年収や女性関係を伺いました。次回は山本さんの稼ぎ方について伺います!月収550万円の秘訣とは!?
それではお楽しみに!
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