本記事の目次
前回のおさらい:ベンチャーと大手では正反対な部分もある
前回、「《カルチャーショック!》大手とベンチャーで大きく違った事【vol.177】」では、株本氏が視聴者の質問に回答しました。
質問の内容は『株本さんがコンサル(大手)とベンチャーで感じた違いは何ですか?』というもの。
株本氏が感じた大きな違いとして、
- 資料に対しての考え方
- 仕事の進め方
の2点が挙げられていました。
ベンチャーの資料に対しての考え方は、いかに資料を作らずに受注できるかがカッコいいという感じでした。
ですが大手では、資料をキレイに作れる人がカッコいいという美学があるそうです。
仕事の進め方に関しては、ベンチャーの仕事の進め方は”やってから考える”というスタイルです。
経験したことない仕事を頼まれたら、とりあえず自分で調べて、人にも聞きながらなんとかやりきるということでした。
ですが大手の場合は”やる前に考える”というスタイルです。
経験したことがない仕事を頼まれたときは、まず調べることも含めて設計して、スケジュールをきちんと立ててから作業に入るということでした。
株本氏によると、大手は働いている人が多いから”ミスらないことが正義”なのは仕方ないということです。
ベンチャーと大手で、ここまで正反対に違う部分があることに驚きですね。
さて、今回も質問コーナーです。株本氏がマネージメントする時に大事にしていることについて話してもらいます。
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今回のお題:マネージメントで大事にしていること
今回の質問は『株本氏のマネージメント方法は?』といった内容です。
株本氏がビジネスを展開していく上で、人をどのようにマネージメントしているのかを教えてくださいました。
人を2パターンに分けてモチベーションを管理する
株本氏は何かを頑張るという上で、以下の2パターンの人がいると考えています。
- 欲しいものや達成したい目標のために頑張る人
- 今持ってるものを失いたくないというネガティブな要素を遠ざけるために頑張る人
この2パターンの人の中でも、圧倒的に後者の人が多いと株本氏は考えます。
基本的に株本氏は、後者の人に向けたマネージメントを行います。
例えば『これを達成したら多くの報酬をあげる』と言っても、未来をイメージしにくいのでモチベーションはさほど上がりません。
一方で、一度多めの報酬を渡してから『これを達成できなければ報酬を下げる』と言うと、今の生活や環境を下げたくないのでモチベーションが上がります。
上記の理由で株本氏は、先に多めに給料を払う方法を好んで使います。
人の本質を見極める
株本氏曰く、現状の生活レベルが下がるのが嫌だから頑張る、というのが人の本質です。
それを利用して、マネージメントにおいて、株本氏は部下より先にリスクを取る方法を使います。
『これを達成したら給料を上げる』というのは、『達成するまでの間は部下がリスクを負っている』という状態です。
逆に、『先にお金をあげる』というのは、『株本氏が先にリスクを負っている』というこ状態ですよね。
株本氏は、それが結果的に良いマネージメントに繋がると考えています。
さて今回は、大人気の質問回答コーナー。株本氏がマネージメントする時に大切にしていることについて話してもらいました。次回は、株本氏が新人研修やマナー講師について鋭く切り込みます!
それではお楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
社会人のモチベーションが上がる時とは
今回の話題の中心になった、モチベーションの上げ方。
では社会人は、どのようなタイミングでモチベーションが上がるのでしょうか?
様々な答えがあるかと思いますが、やはり給料に関してはモチベーションに直結していそうですよね。
今回はそんな、モチベーションに関するデータを発見しました。ぜひご覧ください。
給料か休暇、あなたはどちらを取る?
さて上記は、社会人3年目の男女300名に行った『仕事のモチベーションとは何か』の調査結果をグラフにしたものです。
モチベーションが最も上がる状況は、『給料が上がる』となりました。
これはある程度予想ができた部分ですが、給料がモチベーションに大きく寄与することは確かなようですね。
少し驚いたのが第2位の『休暇が取得できている』です。
休暇が取れるとモチベーションが上がる、というのは当たり前ですが、1位と2位の差はたった1%だけです。
給料が上がることでモチベーションが上がる人と、ほぼ同じ数の人が休暇取得によってモチベーションが上がるのです。
他に、『やりがいを感じる』とモチベーションが上がる人もいます。
現代社会において、『仕事にやりがいなんて求めていない』『お金のため、生活のためと割り切っている』という人は多いですが、仕事の時間は1日の1/3を占めています。
この膨大な時間を嫌な気分で過ごすか、やりがいを感じて過ごすかで、人生の質は大きく変わるのではないでしょうか。
もし自分が人をマネージメントすることがある時は、是非この結果を参考にしてください。
まとめ:モチベーションをうまく上げてマネージメントしよう!
いかがでしたか?今回は、株本氏が視聴者からの質問に回答しました。
質問の内容は『株本さんのマネージメント方法は?』というもの。
株本氏は何かを頑張るという上で、以下の2パターンの人がいると考えています。
- 欲しいものや達成したい目標のために頑張る人
- 今持ってるものを失いたくないというネガティブな要素を遠ざけるために頑張る人
この2パターンのうち世の中には後者の方が多く、それをビジネスにも活かすことができます。
具体的には『先に報酬をあげて、仕事を達成できなければ報酬金額を下げる』という方法のマネージメントを行います。
そうすると、人は今の生活レベルや環境を下げたくないので、モチベーションが上がり行動する、ということでした。
ネガティブな要素から遠ざけるために何かを頑張ることが、人の本質です。
株本氏は、最初に多めに報酬を払うというリスクを自分が取ることで、結果的に良いマネージメントにも繋がると思っているということでした。
さて今回は、大人気の質問回答コーナー。株本氏がマネージメントする時に大事にしていることについて話していただきました。次回は、株本氏が新人研修やマナー講師について鋭く切り込みます!
それではお楽しみに!
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