本記事の目次
前回のおさらい:株本氏は逮捕されない!!
前回、「【悲報】株本社長、逮捕【vol.157】」では、株本氏が視聴者からの質問に回答しました。
質問の内容は『株本さんは逮捕されないのか』というもの。
株本氏は、思わず『されないわ!!』とツッコミを入れていました。
実際、株本氏が行っているビジネスはどれも成長産業で、ビジネスモデルがとてもクリーンだそうです。
20代がガッツリ稼げる業種は、大手が参入できない領域が多いです。
理由としては、
- 炎上のリスクが高い
- 人の恨みを買いやすい
- 法律のギリギリのラインを攻める必要がある
の3つが挙げられていました。
大手が参入できない業種には、資本が最初に無くても戦いやすい領域というメリットがあります。
ですが、途中でお金に目が眩んでしまい、行き過ぎた行動をしてしまうと国から刺されるということでした。
なので、まず大手のいない領域でキャッシュを作って、その後大手のいる領域に参入するというのがセオリーです。
株本氏は、最初から成長産業であるIT領域で活動しているので、人の恨みは買ってないはずと言います。
人をを騙したりできない商売なので、結論としては、株本氏が逮捕されることはありません!笑
さて今回は、遂に医者が登場!現役ドクターの益田さんに、医学部での活動や就職についてお話をお伺いします。医者になるための試練は相当大変なのでしょうか。
それではお楽しみに!
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今回のお題:医者になるまでのリアルな実態
今回は、遂に医者が登場!現役ドクターの益田さんにお越しいただきました!
医者という職業は、なるまでがすごく大変なイメージですよね?
実際に、医者になるまでにどのような苦労があるのでしょうか。
また、就活はどういった形で行うのか、その辺を詳しくお伺いしました。
まずは医学部に受かることが最大の関門
医者になるためには、まず医学部に入らなければ始まりません。
その医学部の入試の全体的な倍率は約6倍、私立だと約10倍~約30倍のところもあるそうです。
なので、まずは入試を突破することが最大の関門なのですね。
医学部では留年はざらにある!?
ご存知の方もいるかもしれませんが、医学部は6年制です。
入学してからは、たくさんの科目や解剖学実習を含む実習など、ありとあらゆる医学を学ぶことになります。
益田さん曰く、医学部は結構留年するのだとか。
受験1年目で医学部に入って、6年間ストレートで進級し、国試も受かる人は約7割~約8割くらいだと言います。
約2割~約3割の人はどこかで留年するのだそうです。
最大12年在学できるので、ひどい人だと12年目になっている人もごく稀にいると言います。
大学に入ってからもしっかり勉強する必要があるということですね。
国家試験の合格率は約9割!?
医者になるための国家試験は、卒業試験合格後に初めて受けることができます。
益田さんは、国家試験の合格率は約9割だと言います。
一見高い数字に見えますが、卒業試験も含め、様々な選抜やふるいにかけられた後の9割なので、少しサボるとすぐに落ちるそうです。
国家試験に落ちた約1割の人は、翌年にまた国試を受けます。そういうのを国試浪人と言うそうです。
就活ではなくマッチング制度?
株本氏から、『国家試験を突破した後は普通に就職活動するんですか?』と益田さんに質問です。
今は昔と違って、”どこで研修医(初期研修医)になるか”自分で選べるマッチング制度というものがあるそうです。
一般的に都市部の市中病院(大学病院じゃない病院)の人気が高い傾向にあります。
理由としては、
- 都会
- 大学病院だと医局に入らないといけない
- 大学病院より給料がいい
などが挙げられます。
大学病院にある医局について少し説明します。
大学病院にある○○内科や○○外科には、それぞれ教授がいて、教室があります。そこの一員になることを医局に入るといいます。
医局に入ることで、良くも悪くも様々な縛りつけがあるので、大学病院はあまり好まれないそうです。
傾向としては、良い先生が集まっていて技術も学べるような、都市部の市中病院が人気ということです。
就職難になることはない!
株本氏からさらに『就職先が決まらない医者はいるんですか?』と益田さんに質問です。
『それは基本的にないです』と回答。
ほとんどの人がマッチング制度によって、行きたい病院にマッチすると言います。
マッチング制度は、第1希望から第3希望くらいまで何個か受けることができます。
受けた病院から”この学生は取りたい”と感じてもらえると、そこで初めてマッチします。
当然成績での評価や、面接があるところがほとんどなので、そこでマッチしなければ他に希望している病院になります。
人気の高いところは、優秀な学生でないとマッチしない傾向があるそうです。
益田さん曰く、田舎の大学病院などは大幅に定員割れするため、だれでもどこかにはマッチするのだそうです。
そこに希望を出せば、マッチしないということはありえないです。
他にも、2次募集というものがあり、すべてのマッチングが終わった後に、もう1度希望を出すチャンスがあるそうです。
結論としては、国家試験にさえ受かれば研修医になれないということはまずありえません。
1番人気の病院は?
先ほどから、学生の人気が高い病院について触れていますが、結局どこの病院が1番人気なのでしょうか?
益田さんによると、一般的に東京都の”みなさんが知っているような有名で大きい市中病院”だそうです。
株本氏は『慶應病院とか慈恵医大とかは大学病院になるんですか?』と益田さんに質問します。
上記の2つの病院は大学病院です。ただ、大学病院の中でも今あげた2つの病院は、都会なので人気はとても高いそうです。
定員が決まっていて、全部の枠が決まることをフルマッチと言いますが、株本氏があげた2つの大学病院は、例年フルマッチしています。
都市部に関しては、どこの病院も人気が高いように思えますね。
さて今回は、現役ドクターの益田さんにお越し頂き、医学部での6年間についてや、その後の就職活動などについてのお話を伺いました!次回は、気になる医者の給与システムについてお話しいただきます!
それではお楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
医学部の志願倍率ランキング
今回の話題にもあった、医学部受験の志願倍率。
医学部のある大学は、全国で約80校存在しています。
では実際、どこの大学の医学部が1番人気なのでしょうか?
また、どれほどの志願倍率なのでしょうか?
上記がわかるランキングをご用意しました。
志願倍率80倍超え!?東大レベル?
さて上記は、医学部の志願倍率ランキングです。
2016年に作成されたデータですので、現在の様相とは少し異なりますが、医学部志望の入試の雰囲気の把握に役立てていただければと思います。
志願倍率の第1位は、『東海大』となりました。
85.7倍という圧倒的な数字には驚きですね。
たった63人の定員枠(一般)に、5398人の志願者が押し寄せたそうです。
第2位、第3位の『金沢医科大』『昭和大』も、ともに50倍を超えています。
ランキングを見る限り、倍率20倍、30倍は当たり前というのが、医学部受験の実態だと言えるのではないでしょうか。
なぜこれ程に医学部の志願倍率が高いのでしょうか。
理由としては、医師は食いっぱぐれがなく、年収も高いということが大きいです。
それに加えて、08年以降、有名私立大の医学部が、相次いで数百万円単位で学費を値下げし、受験しやすくなったことも大きな要因だと言えます。
益田さんも仰っていたように、入試を突破することが最大の関門だということが、このランキングからも伝わりますね。
まとめ:医者になるまでの道のりは険しい
いかがでしたか?
今回は現役ドクターの益田さんに、医者になるまでのリアルな実態についてお話を伺いました。
医者という職業は、まずなるまでが大変です。
倍率が、全体で約6倍、私立で最大約30倍になることもある医学部の入試を突破することが、最大の関門ということでした。
医学部は、入学してから1度も留年することがなければ、6年で卒業できます。
ですが、益田さんによると、約2割~約3割の人はどこかで留年するそうです。
国家試験の合格率は約9割と高くなってますが、卒業試験を含む様々なふるいにかけられた後の数字なので、少しサボるとすぐに落ちてしまいます。
また、医学生には就職活動というものはなく、”自分で研修先を選べる”マッチング制度というのが設けられているそうです。
益田さんは、このマッチング制度があるおかげで、医学生に就職先がないという状況はありえないことだと言っていました。
ちなみに、医大生から1番人気の病院は、東京都の”みなさんが知っているような有名で大きい市中病院”だそうです。
さて今回は、現役ドクターの益田さんにお越し頂き、医学部での6年間についてや、その後の就職活動などについてのお話をお伺いしました!次回は、気になる医者の給与システムについてお話しいただきます!
それではお楽しみに!
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