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コンサルティングファームの業務内容【vol.045】

コンサルティングファームの業務内容

前回のおさらい:生命保険会社(第一生命)の年収

前回の「生命保険会社(第一生命)の年収」では、生命保険会社の具体的な業務内容や年収の目安などを伺いました。

ざっくりポイントをまとめると

  • 4大生保と呼ばれる大手の生命保険会社、中堅の会社や外資系の保険会社があること
  • 配属先のほとんどが営業部門で、そのほかにはバック部門や資産運用の部門があること
  • ボーナスは若手で給料約1,2か月分(年に2回)
  • 初任給は年収400万円ほどで、30歳になる頃には年収1,000万円も狙えるキャリアであること

といったことを教えて頂きましたね。

流石大手企業、年収1,000万円も夢ではないようです。皆さんもどうせ就職するなら年収が1,000万円を狙える企業の方が良いかもしれません。

さて、今回は元々コンサルティングファームに勤めていて現在はフリーランスとして独立している植本氏からコンサルティングファームの業務内容について聞いていきましょう!

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今回のお題:コンサルティングファームの業務内容

高学歴大学生の人気就職先の1つであるコンサル。スゴイことやってそう!優秀な人が集まってそう!というイメージもあり、実際給料も民間企業より高いことが多いです。

さて今回は、事実としてコンサルティングファームはどうだったのかという点に軸を置いて、コンサルティングファーム出身の植本氏に伺っていきましょう!

どんな業務をやっていたの?

中々具体的な業務のイメージが湧きにくいコンサルですが、具体的にどのような業務を行っていたのでしょうか?

実際に植本氏が行っていた業務としては「企業の業務プロセスの改善」だそうです。

難しい言葉が並んでいて具体的なイメージがつきにくいですね。

もう少し具体的に言うと

  • メーカーの在庫をどれくらい持ったらいいのか?
  • 売れたらだれがどう作ればいいのか?
  • 指示系統をどうしたらいいのか?

といったことを考えていたそうです。わかりやすいように言い換えると「一連の業務の流れを適正なものにしましょうね」ということ目指す仕事だったそうです。そしてこれを一般的に「業務コンサル」と呼びます。

一般的にイメージされているコンサルは「戦略コンサル」

  • どこの企業をどのように買収するか
  • どういう戦略を打っていくか

といった事をします。

この「戦略コンサル」が皆さんの思うところのコンンサルなのですが、実際は「業務コンサル」や「ITコンサル」の方が人が多いのだそう。人の多さで並べると

  1. ITコンサル
  2. 業務コンサル
  3. 戦略コンサル

といった順番だそうです。私たちがイメージしている「戦略コンサル」は一番少ないんですね。

ノート

実際行っていた作業ってどんなこと?

「業務コンサル」を主に行っていた植本氏。実際に行っていた作業を伺ってみたところ

  • 現場担当者へのヒアリング
  • ヒアリングをもとにした資料作成
  • 会議でのファシリテーション

を行っていたそうです。

ファシリテーション

会議を円滑に進めるための司会

続いて、以上の業務は若手の仕事らしく、中堅だったり管理職に上がっていくと業務内容は「それらの業務を管理する立場」に変わってきます。

下から上がってきた資料のクオリティを担保したり、モノを考えるときの”切り口”を設定したり、業務内容のレベルは上がってきます。

イメージとのギャップで退職者は多い・・・

株本氏は言います「実際何をしているかイメージしないで入ってくる人が多く、イメージと現場の実務との乖離に苦しんで辞めてしまう人は多い」

よくあるパターンとしては「戦略コンサル」をイメージして入ってきて、「ITコンサル」の開発現場に回されるというパターンが1番ギャップを感じ「全然思い描いていた仕事じゃない・・・」となって辞めてしまうそうです。

具体的に言うと「アナログな会社にシステム導入を行い人件費が一気に削減できるから、利益がでます」というプロジェクトに入ると、メインの業務が「システム開発」や「システム開発を行っている人を管理する」ことになってしまうので、「企業の買収や戦略を立てるんじゃないの・・?」と思っていた人はギャップを感じてしまうのです。

せっかく年収が高い会社に入ったのに辞めるなんて勿体ない・・・と感じるかもしれませんが、実際コンサルティングファームの年収はどのくらい高いのでしょうか?

気になりますよね。

次回は、コンサルティングファームの年収推移について引き続き植本氏に伺っていきます。お楽しみに!

コンサルティングファームの実態|vol.046


以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。

貴重な生命保険業界への就職に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪

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「東大・京大生」人気企業ランキング!

いかがでしたでしょうか。本記事ではコンサルティングファームが実際に行っている業務内容についてお話ししました。

今回は「東大・京大生」人気企業ランキングの中にコンサルティングファームが数多くランクインしていたのでこちらのデータを「大・京大生が選んだ「人気100社」」よりご紹介いたします。

やはり超高学歴(東大・京大)の学生には圧倒的にコンサルが人気なようです。

  • マッキンゼー
  • ボストン
  • アクセンチュア
  • ゴールドマンサックス

など、外資系のコンサル会社が主にランクインしているのがわかります。これだけコンサル会社が名を連ねている中「三菱商事」がランクインしているのも面白いですね。相当人気のある商社であることがわかります。

「トヨタよりもマッキンゼー」のように考えている学生が多く、日系の大手企業よりもコンサルティング会社をはじめとした外資系企業に人気が集中しました。

入社後3~4年で転職や独立を考えている学生が増えてきているため、日系企業に比べて短期で集中的にスキルアップできる外資系企業が注目されているそうです!

まとめ:就職の際はできるだけ理想とギャップの差は埋めておこう!

今回はコンサルティングファームの具体的な業務内容についてお話ししました。

ポイントとしては、

  • 「一連の業務の流れを適正なものにしましょうね」というのが「業務コンサル」
  • 「業務コンサル」の場合の具体的な作業は現場担当者へのヒアリング、ヒアリングをもとにした資料作成、会議でのファシリテーション等
  • 中堅、管理職になるとそれを管理する立場になっていく
  • イメージと現場の実務との乖離に苦しんで辞めてしまう人は多い

ということでした。

企業の買収や戦略を立てる「戦略コンサル」のイメージを持って入社する人が多いですが、実際は「ITコンサル」といってシステム開発やシステム開発をする人の管理をすることになり、ギャップを感じて辞めてしまう人が多い、とのことでしたね。

皆さんも就職する際には、具体的にはどのような業務をするのか?といったことはしっかり調べて、入社する際の理想とギャップを極力小さくしておくことをオススメします!

さて次回は、コンサルティングファームの年収推移を植本氏に伺っていきます。お楽しみに!

コンサルティングファームの実態|vol.046

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株本 祐己

1990年生まれ。桐朋高校、早稲田大学出身。学生時代にベンチャー企業で新規事業の立ち上げを経験し2年で黒字化に成功。新卒で同社に入社し、3年間マーケティングの責任者として事業拡大に貢献。コンサルティングファームに転職し、大手金融機関の管理会計業務支援やネットワーク更改などのプロジェクトに従事。フリーランスとして独立しクライアント数を拡大。StockSun株式会社を創業し、1年経たずしてWEBコンサルタントとして月間300万円以上稼ぐことに成功。

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