本記事の目次
前回のおさらい:大学生時代は、インターンがビジネス的にもっとも有用な時間の使い方!?
「大学生活の過ごし方ランキング」について議論した前回。
ビジネス的に見て大学生活で最も意義のある過ごし方は、留学やボランティアではなく、インターンなどの企業に実際に所属してスキルを磨くことなのではないかと提唱する株本氏。
では、実際に就職活動を行って企業に就職すると、20代ではいくら稼ぐことができ、いくらぐらい自由にお金を使うことができるのでしょうか?
リアルな20代の年収事情を見てみましょう。
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今回のお題:20代の平均年収と生活レベル
東京の20代の平均年収は450万円~500万円
動画は、ゲストの現役早稲田大学生武田さんから、「20代の平均年収っていくらぐらい?」という質問からスタート。
20代の平均年収は、色々なデータがあって明確なものはないという前提のもとに、株本氏の肌感で東京の場合だと年収450万円~500万円だそう。
企業によって給与の支払い体系は異なってきますし、たとえばボーナスがある会社だと、1カ月あたりの給与は少なくなりますし、ボーナスがない場合は1カ月あたりの給与は多くなります。
月40万円貰うと可処分所得は10万円
では、月に40万円を月収として貰えるとどんな生活ができるのでしょうか?
株本氏は、年俸480万円の生活を下記のように解説しています。
月給:40万円とすると、ざっくり、「月給40万円 – 税金=手取りの金額34万円」となります。
(※ただし、税金は前年度の所得や住んでいる地域によっても異なってきます。)
そして、月々にいくら「自由に使えるお金」(可処分所得)が残るのかをイメージすると、下記のような形になるでしょう。
- 手取りの月給34万円 ‐ 10万円(家賃+水道光熱費)=24万円
- 24万円 ‐ 5万円(固定費ごはん代、奨学金など)=19万円
- 19万円 ‐ 9万円(携帯代、車のローン、貯金など)=可処分所得10万円
つまり、可処分所得はおおよそ10万円ということ。
1カ月のうち休日(土・日)は8回あるので、1日あたり1万円程度が自由に使える金額となります。
ただし、さらに注意点があります。
社会人になると、土日休日の企業が多いこともあり、平日に遊ぶ費用と土日遊ぶ費用で比較すると土日の方が割高になってしまう傾向が高いこともあり、その分可処分所得を圧迫します。
さらに、男性は女性とのデートの費用や、後輩との飲み会などお金を多く支払う機会が多くなってしまいます。
ちなみに動画内では、進行役のマリエさんの体験として、「フレンチを食べただけで11万円だったことがある」という衝撃の暴露もありました。笑
11万円のディナーとなると、1回のデートで1カ月の可処分所得を使い切ってしまうことになるので、生活することもできません。
綺麗な女性を射止めたいと思うのであればお金をたくさん稼ぐ必要がありますね。笑
※企業に所属すると給与体系は年俸制と月給制の2つに分かれます。
年俸制とは、1年単位支払われる報酬のことを指し年俸○○万円を12カ月で割った額を貰うことができます。月給制とは月単位での総支給額に12カ月を掛けた金額に、企業によっては賞与を受け取ることができます。
日本の平均イメージと実際の認識のずれ
「クレヨンしんちゃん」の生活は平均年収以上!!
上記で挙げたような生活は、独身の生活を前提としています。
株本氏も指摘していますが、日本の社会人全体の平均年収が450万~500万円。
その給与内で結婚して家族が増えた際には、その給与内で扶養する必要が出てくるので、より生活は厳しくなります。
株本氏が日本の平均的な生活のイメージとして「クレヨンしんちゃん」の例を出して話していますが、「クレヨンしんちゃん」の生活水準を考えると、イメージしている日本の平均よりも「クレヨンしんちゃん」の生活水準の方が高いということを認識する必要があると言います。
なぜなら、野原家ではみさえは専業主婦のため、ひろしの年収に生活は依存します。35歳のひろしは双葉商事の係長で年収650万円受け取っています。
上記を踏まえると、野原家はそもそも平均年収以上受け取って生活していますし、且つ、埼玉県の春日部で一軒家を持ち4人家族+1匹で生活し車も持っています。
このことから株本氏は日本の平均イメージと実際の年収のイメージは大きく乖離していることを認識する必要があると指摘しています。
20代の平均年収と生活レベル まとめ
それでは、本記事の内容を振り返ってみましょう!
- 年収480万円の場合、月々に自由に使えるお金は約10万円(ただし独身を前提)
- 日本の平均イメージと現実の生活にはそもそも乖離がある
- 一般企業に入社すると、可処分所得内での生活を余儀なくされる(「クレヨンしんちゃん」と同様の生活をしようとするとお金を稼ぎ平均年収以上の給与を稼ぐ必要がある)
学生の皆さんからすると、意外とイメージできていない内容ではなかったでしょうか?
もしも、余裕の持った生活を望んだり、案内役のマリエさんのような素敵な女性を射止めたいと思うのであれば、「どのようにすれば最短で平均年収以上の給与を稼ぐことことができるか」についてしっかりと考えて行動をする必要があるのです。
そのためには、先人の経験から学ぶのが最も早いのではないでしょうか?
だからこそ、年収チャンネルでは株本氏の例を取り上げ、「ベンチャー企業を経て大手企業で自信を付け、フリーで活動すること」を徹底的に解剖しているのです。
さて次回は、年収1,000万円の世界を知る株本氏が、1つの指標となるであろう「年収1000万円の生活」についてお話します。夢を実現するためには、まずは具体的なイメージを持つ必要があるため、きっと皆様にとって価値ある情報となるはずです。
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