本記事の目次
前回のおさらい:経営者の恋愛は複雑
前回、「経営者の恋愛事情【vol.143】」では、株本氏が2つの質問に回答しました。
1つ目は『大手からベンチャーに転職してきた上司が仕事できません。』という相談。
株本氏の回答は『組織の空気を読まずに発言するスタンスはよくない』というもの。
『空気を読まないことが正義』だと勘違いしている人がいるけれども、組織でやっている以上は、立場をわきまえ、円滑なオペレーションを心がけるべきという考えです。
さらには、水面下で根回しをして、いつの間にか上司が自分の意見に賛同するよう誘導するのが、できるシゴトの仕方だそうです。
2つ目の質問は『経営者の恋愛事情を教えて』というもの。
株本氏曰く、レストラン等での飲食費を接待交際費として、経費にしてしまっている経営者は多いとのことでした。
反面、バッグや靴などのプレゼントは絶対経費にならないため、経営者が払わなければいけないので、プレゼントは本命の女の子にしかできないということです。
そして、恋愛を語る経営者に対し株本氏は『痛い』と言いました。
株本氏によると経営者がモテるのは、恋愛力が高いからというわけではなくほぼ100%お金目当てなので、経営者の皆さんは、恋愛論の語りすぎには注意しましょう!
さて今回は、現役のテレビ局員が登場です!もちろん、年収も聞いちゃいますよ~。
それではお楽しみに!
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今回のお題:キー局現役社員が登場!!
今回は現役テレビ局員の鈴木巧巳さん(仮名)に登場していただきます。
数あるテレビ局の中でも、キー局にお勤めの鈴木さん。
キー局とは、一般的に「テレビ朝日」「TBSテレビ」「フジテレビ」「日本テレビ放送網」「テレビ東京」の東京に本社を置く民間の放送局のことを指している。
そんな日本の放送業界の中心的なテレビ局に勤める鈴木さんに、どういった方が採用されているのかということや、気になる給料のお話を伺います!
高学歴で変わってる人が採用されやすい!?
テレビ局は学生の就活で、常に人気上位になる就職先企業です。
株本氏は、そんな人気の企業で『どのように内定を取ったのですか?』と鈴木さんに質問します。
鈴木さんが就活をしていた当時、テレビ局の採用倍率は約100倍(100人に1人しか採用されない)、と言われていたそうです。
面接も合計で5回~6回ほどあったそうで、テレビ局の内定をとる難易度の高さが伺えますね。
では、具体的にどのような人が面接に通るのでしょうか?
鈴木さん曰く、テレビ局によって面接に通る人のタイプは違うので一概には言えません。
全てのテレビ局に共通して言えることがあるとすれば、『どこかちょっと変わってる人』かつ『高学歴な人』が多い、と鈴木さんは感じるそうです。
新卒正社員の年収はどれくらい?
ここからは、テレビ局員の具体的な給料について迫っていきます。
鈴木さん曰く、新卒の具体的な年収は部署によって異なり、
- 制作:800万円~900万円
- 経理/編成/営業:600万円~700万円
特に制作は残業が多いため、他の部署よりも給料が高くなりやすい傾向にあります。
どの部署も年功序列で、新卒1年目から毎年大体30万円~40万円ずつ、年収が上がります。
その後も役職の差がつく40歳ぐらいまでは、ほぼ全社員横並びで年収が上がるそうです。
ちなみに、40歳ぐらいになると1,400万円~1,500万円ほどもらえるのだとか!
正社員とそれ以外で給料が大きく変わる!
次の話題は、『テレビ局内にはどういう序列があるんですか?』というものです。
これに対して鈴木さんは『序列というよりかは、正社員とそれ以外というのが大きいです。』と回答。
それ以外というのは、
- 派遣
- 直接雇用のアルバイト
- 制作会社の方々
のことを指しています。
ちなみに株本氏は、昔テレビ局で直接雇用のアルバイトをしていました。
その時は、週2日~3日で月20万円ほどもらっていたそうです!
直接雇用だと給料がかなり高いのですね。
テレビ局の関連会社や別の制作会社だと、それぞれの会社の給料になるので、月給は20万円~30万円ぐらいだそうです。
制作会社の正社員からテレビ局の正社員に転職できる可能性もある!
鈴木さん曰く、制作会社の正社員からテレビ局員に転職することも可能です。
中途採用が頻繁に行われているので、
- 局員から見て優秀な人
- 番組制作をする上で活躍している人
は、テレビ局の正社員になれる可能性があるそうです。
『制作会社の人は、テレビ局員に転職した元社員へのジェラシーがすごそうですねw』と株本氏の発言。
テレビ局員と制作会社では給料格差が大きいため、確かにそういったこともあるかもしれませんね。
テレビ局員にとっての活躍とは何?
鈴木さん曰く、テレビ局員は“必ずこういう道を辿れば出世できる”という型は決まっていません。
ただ、出世には制作の現場で活躍していたことが必須条件だと言います。
では、テレビ局員にとっての活躍とはどういうことを意味するのでしょうか?
この問いに対して鈴木さんは『視聴率を取ることが1番大きい』と回答しました。
それを聞いて株本氏は『活躍するのはプロデューサー次第になるんですか?』と疑問を抱きます。
確かに、“視聴率の上がった番組のプロデューサーと関わっている”というのも、大きな要素です。
あとは運の要素も大きいそうです。
テレビ局員になってから担当する番組は、希望を聞いてもらえることもあったり、複数の番組を担当するので、ある程度状況は公平とのことでした。
今回はキー局現役局員の鈴木さんに、テレビ局の年収や内定をとるためのポイントについて伺いました!次回も引き続き鈴木さんに、キー局内の部署によっての年収の格差や年収推移について、さらに詳しくお話を伺います!
それではお楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
ドラマがよく見られているテレビ局とは?
今回の動画の中で、『テレビ局員にとっての活躍とは視聴率を上げること』という話がありました。
では、各局の番組でどれくらい視聴率の差があるのでしょうか?
様々なジャンルの番組がある中で、今回は各局のドラマの視聴率に注目して『ドラマをよく見るテレビ局についてのデータ』を探してきました!
ぜひご覧ください!
ドラマはNHKが強い!!
さて上記は、年代別にドラマを見るテレビ局を調査した結果をグラフ化したものです。
ダントツで『NHK』が1位ですね。
恐らく、朝ドラや大河ドラマの効果が大きいのではないでしょうか。
年代別に見てみると、『ドラマを見ない人の割合』は若い人ほど高く、上の世代のほうがよくドラマを見ていることが分かります。
ドラマの制作に力を入れて働きたいのであれば、『NHK』や『テレビ朝日系』を目指すとよさそうですね。
まとめ:キー局員の給料、めちゃくちゃ高かったwww
いかがでしたか?
今回はキー局現役局員の鈴木さんに、テレビ局に採用される方法や、気になる給料について伺いました。
鈴木さん曰く、テレビ局に採用される人は『どこかちょっと変わっていて高学歴』な傾向にあります。
気になる新卒の年収については、以下が目安です。
- 制作:800万円~900万円
- 経理/編成/営業:600万円~700万円
特に制作は残業が多いため、他の部署よりも給料が高くなりやすい傾向にあります。
役職の差がつく40歳ぐらいまでは、みんな横並びで年収が上がっていき、40歳ぐらいになると1,400万円~1,500万円ほどになるそうです。
採用倍率約100倍の狭き門なだけあって、年収は文句のない額になっているのではないでしょうか。
今回はキー局現役局員の鈴木さんに、テレビ局の年収や内定をとるためのポイントについて伺いました!次回も引き続き鈴木さんに、キー局内の部署によっての年収の格差や年収推移について、さらに詳しくお話を伺います!
それではお楽しみに!
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