本記事の目次
前回のおさらい:ベンチャー企業 or 大手企業?就職するならベンチャー企業!
前回動画はベンチャー企業と大手企業、就職するならどっち?というテーマで、人気YouTuberのラファエル氏と株本氏が対談しました。
対談の中では、株本氏が番組に込めたメッセージを熱く語る場面も?!
⇒ベンチャー企業と大手企業、就職するならどっち?|vol.073
会食などで様々な企業の社長とお会いされるという、人気YouTuberのラファエル氏。
ベンチャー企業⇒大手企業を経験して、現在はStockSun株式会社の代表として、月に約700万円を稼ぎ出している株本氏。
そんな二人の対談内容をまとめると
- ラファエル氏が知る社長の経歴は、ベンチャー企業を経て独立したパターンの人が約8割
- ベンチャー企業ではスモールビジネスの全てを経験することが出来る。独立はスモールビジネスの拡大版なので経験が活きる
- ベンチャー企業では社長の人脈が増える。独立する際は、その人脈が活きる
- ベンチャー企業にはベンチャー”にしかいけなかった人”と”あえて選んだ人”がいる。高学歴から、後者になり、積んだ経験は独立する際に活きる
- 終身雇用制度が崩壊してきた現代において、”実力をつけること”が1番安定する選択肢
前回動画を見て、「安定とは何か?」「現代社会を勝ち抜くために自分がどのような選択をするか」「経験を積む大切さ」色々考えさせられた方も多いと思います。
今回の動画では、ベンチャー企業に就職することを推す株本氏っていったい何者?何をしている人なの?ということについて、ラファエル氏の逆質問から掘り下げていきましょう!
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今回のお題:ラファエルから逆質問
今回の動画では、ラファエル氏からの逆質問に対して株本氏が答えています。
- 株本氏の行っているWebコンサルってどんなお仕事?
- フリーランスって何?そのメリットは?
- ラファエル氏から高学歴大学生に一言!
順に見ていきましょう!
株本氏の行っているWebコンサルってどんなお仕事?
大きく分けて
①店舗型ビジネスモデル企業のWeb・IT担当者のサポート・代行業務
②Webメディア事業を立ち上げる新規事業の請け負い
があります。それぞれ見ていきましょう。
①店舗型ビジネスモデル企業のWeb・IT担当者のサポート・代行業務
一つ目が、学習塾や美容院をはじめとする、店舗型ビジネスモデルを行う事業会社に入って、Webマーケティングを行う仕事でした。
企業は、商品を買ってもらう・自社サービスを利用してもらう為にマーケティングを行います。その中でWebサイトやYouTube等のWebサービスを用いるのですが、マーケティング手法の選択やWebサービスの選択は一筋縄とは言えません。
そこで、マーケティングのプロ・Webサービスのプロとして、Web・IT担当者の代わりに代行するわけですね。
②Webメディア事業を立ち上げる新規事業の請け負い
二つ目が、「リクナビやスーモなどのようなWebサービスを立ち上げたいのだけれど、作り方が分からない!」という企業から一定の予算を預かって、その予算でフリーランスで働いている人を回してWebサービスを創っていくという仕事でした。
株本氏は、そのようなコンサルを何十人か抱えている会社の代表であり、同時に自身がコンサルとしても働いているそうです。
フリーランスって何?メリットは?
前段で出てきたフリーランスとは、どのような働き方なのでしょうか?
フリーランスとは?
フリーランスとは、業務委託契約や一時的な契約を結ぶ雇用形態で、Web業界を中心に最近流行りの働き方の形態です。雇用者と社員として契約するのでは無く、仕事毎にビジネスパートナーとして、その都度契約を結ぶというわけですね。
小説家やアナウンサーで、仕事毎に契約を結んで働いている方を想像していただくと、イメージしやすいと思います。
フリーランスのメリット
会社側からみたフリーランスのメリットとしては、「社員ではないので、使えなかったら直ぐに契約を切ることが出来る」(=仕事に合った優秀な人材を集めやすい環境にある)という点があります。
働く側からみたフリーランスのメリットとしては、「正社員ではないので、いろんな会社と仕事が出来る」(=稼ぎやすい環境にある。一つの会社に依存じない。)という点があります。
進むフリーランス化
終身雇用制度が崩壊してきており、「大企業に入れば安定!」という時代が終わり、フリーランスという働き方は今後も進んで行くと株本氏は言います。
実際に、Web業界ではその合理さゆえ、東証一部上場企業でも、外部のWebコンサルタントを入れている企業はどんどん増えているという流れにあります。
実際に社員全員がフリーランスという形態で、株本氏が代表を務めておられるStockSun株式会社の月商は独立して1年2カ月で4000万~5000万まで伸びていて、今後もこれ以上のペースで加速化して成長していく見通しだそうです(営業を頑張ったというわけでもなく、案件が溢れる程に増えているというのが特に凄い話ですね。その勢いを感じさせます)。
ラファエル氏から高学歴大学生に一言
最後にラファエル氏から高学歴大学生への一言で動画の締めとなっています。
ラファエル氏「勉強しろ!!バカっ。」
株本氏「もう(勉強)して、大学に入ってるから。笑」
最後まで真面目な話とユーモアが混ざりあった、面白い動画となっていました。笑
⇒次回記事:Twitterで人気!シャイニング丸の内登場!|vol.075
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
企業の多角化戦略とフリーランス
動画の中で出てきたフリーランスという働き方。その特徴として、収入の柱を分散させる(いろんな会社と仕事が出来る)という点がありました。この特徴は、企業の行う多角化戦略にもいえる特徴でしょう。
今回の補足解説では、多角化戦略のメリット・デメリットから類推的にフリーランスのメリット・デメリットについて考えていきましょう。
多角化戦略とは
経営学者のイゴール・アンゾフ氏よって提唱された戦略で、企業が売上・利益を伸ばす上で、従来の主力事業とは別の新事業の立ち上げ・新領域進出を狙うという事業戦略です。
多角化戦略のメリット
まずは、企業の多角化戦略のメリットを見ていきましょう。
経営の安定化
何らかの外的要因によって、主力事業の収益性が低下しても、別新事業が企業全体の収益性を維持させることで経営の安定化を図ることが出来ます。
また、全ての商品・サービスは導入期、成長期、成熟期、衰退期の段階を経る(プロダクトライフサイクル)と考えられているため、単一事業のみで長期に渡り安定を図ることは難しいと言われています。
単一事業では、いずれ売上が衰退してしまう
⇓
多角化によって売上が安定する
収益の拡大
企業は多角化経営によって市場開拓・市場拡大することになります。
複数の市場・拡大した市場から売上を増やし、収益を得ることで、企業全体としての収益の拡大を図ることが出来ます。
多角化戦略のデメリット
一方で、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
業務効率の低下・コストの増加
多角化戦略では業務内容が多様化していくため、業務効率化が難しくなります。
同様に、業務内容の多様化と共に固定費用(設備費等の初期投資費用)が増加してしまうため、コスト削減が難しいというデメリットが存在します。
企業レベルにおいて、多角化戦略は、固定費用に耐えうる潤沢な資本金と多様化した際に他社と差別化出来る経営資源があってこそ、高い収益が期待できる戦略と言えるでしょう。
ここまで簡単ではありますが、企業の多角化戦略について説明してきました。
企業レベルにおいて、収益の柱を分散させるということ(多角化戦略)によって、安定化と収益の拡大が図れると言えます。
また、企業レベルにおいては業務の多様化によるコストの増加がデメリットとして挙げられますが、個人レベル(≒フリーランスという働き方を選択すること)において、中でもWeb業界に関しては、固定費用がほとんど必要ないため、企業の多角化と比較してデメリットが小さいと言えるでしょう。
まとめ:Webコンサルとは?フリーランスとは?
ラファエル氏から株本氏への逆質問として、大きく2つありましたので、振り返りましょう。
株本氏の行っているWebコンサルとは?
①店舗型ビジネスモデル企業のWeb・IT担当者のサポート・代行業務
②Webメディア事業を立ち上げる新規事業の請け負い
の2点がありました。
フリーランスって何?そのメリットは?
雇用者と社員として契約するのでは無く、仕事毎にビジネスパートナーとして、その都度契約を結ぶという働き方でした。
そのメリットとしては、複数の会社と仕事が出来ることによるものが主で
- 一つの会社に依存しない
- 稼ぎやすい環境にある
といった点がありました。
安定したい・稼ぎたいなら実力を付けろ!
実力をつけるために”あえてベンチャー企業”という選択・自分の実力に自信があるのであれば”いきなり独立”という選択も考えてみてはどうでしょうか?
⇒次回記事:Twitterで人気!シャイニング丸の内登場!|vol.075
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