本記事の目次
前回のおさらい:『こんなベンチャーはやめとけ』気をつけるポイントは沢山ある!
前回、「こんなベンチャーはやめとけ②【vol.192】」では、第一弾に引き続き、『こんなベンチャーはやめとけ』というお題で、株本氏にお話しいただきました。
- 成長率250%!と書いているベンチャーはやめとけ
- 社長が株式を50%持っていないベンチャーはやめとけ
- 彼女が沢山いるけど全員ビミョー、な社長はやめとけw
上記3点が株本氏が思う、『こんなベンチャーはやめとけ』ポイントです。
まず、『成長率250%』と書いてるベンチャーとは、%表記にする事で凄そうに見せているだけの場合が多いです。
例えば、従業員数を100人から200人に増やすのは大変ですが、元が1人だと、成長率250%はすぐに達成できるからです。
なので、成長率○○%という書き方をしているベンチャーではなく、売上や利益の数字を求人に書いているベンチャーを選ぶようにしましょう。
次に、社長が株式を50%持っていないベンチャーです。
どういう事かというと、株式を50%持っていない社長は、雇われ社長に近いからです。
例えば何かを決断したいときに、出資してもらっている人達に、お伺いをたてなければならなくなります。
そうすると、ベンチャーで働く魅力の一つ、最高決済者が近くにいるからこそでるスピード感が失われてしまいます。
なので、『社長が株式を50%以上持っている会社』に就職したほうが良さそうですね。
最後に、彼女が沢山いるけど全員ビミョーな社長とは、やたら彼女の数を自慢してくるベンチャーの社長の事です。
株本氏は、やたら彼女の数を自慢してくる社長が、単純にキライだそうですw
毎回会うたびに彼女が違う人は、悪い印象を持ってしまうものですね。
さて今回は、『こんなベンチャーはやめとけ』第三弾です!!企業の嘘を見抜く方法!?
それではお楽しみに!
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今回のお題:第三弾!こんなベンチャーはやめとけ!
前回に引き続き『こんなベンチャーはやめとけ』というお題で、株本氏にお話ししていただきます。
株本氏がTwitterで『こんなベンチャーはやめとけ』とつぶやいたところ、多くの反響がありました。
そして反響と同時に、『こんなベンチャーはやめとけ』に対して質問を沢山いただいたので、何話かに分けて説明していただく事となりました。
なので今回も、『こんなベンチャーはやめとけ』と思う理由についてお話いただきます。
”バリュエーション”と、うるさい人がいるベンチャーはやめとけ!?
まずは、バリュエーションの意味について、簡単に説明します。
バリュエーションとは、会社の経済的な価値を評価する事です。
では何故、バリュエーションとよく言うベンチャーは、やめておいた方が良いのでしょうか?
例えば、株式が100株あり、1株1万円で経営者が保有しているとします。
そして、経営者が保有している株を、『売ってくれ』と言われ、1株10万円で100株売ったとします。
そうすると、100株で1,000万円のバリュエーションとなるわけです。
また、『100株1,000万円が経営者の資産』になります。
しかし、一時的に1株10万円の価値がついているだけです。
それなのに、『オレは1,000万円の資産があるんだよね。』ヅラをする経営者が多いそうです。
自分の会社の価値がいくらかなんて、株式公開するか売却するかしないと確定はしません。
なので、本質的な価値ではないバリュエーションを考える時間があれば、会社の売上や利益を上げる事に時間を使ったほうが良い、というのが株本氏の意見です。
監査法人すら入ってないのに”IPO”と、うるさい人がいるベンチャーはやめとけ!?
まずは、”IPO”の意味について、簡単に説明します。
IPOとは、株を投資家に売り出し、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることです。
では何故、監査法人すら入っていないのに、”IPO”とうるさい人がいるベンチャーはやめといたほうが良いのでしょうか?
理由としては、上場なんてした事ないくせに上場やIPOを語られても信憑性が全くないからです。
また、監査法人と契約しただけで上場準備中です、といったイキり方をするベンチャーも株本氏は嫌っています。
例えば上場準備中は、監査法人が3年かけて会社の中を全て調べ、審査期間中は年間で数千万円費用が掛ります。
なので、申請に行くまでに脱落していく会社が多いです。
その苦労をわからず、監査法人にお金を払っているだけで、上場企業ヅラをする経営者は良くないですね。
”イグジット”とうるさい人いるベンチャーはやめとけ!?
まずは、”イグジット”の意味について説明します。
イグジットとは、ベンチャーキャピタル等の投資ファンドにおける投資資金回収手段、または戦略の事を言います。
また、株式公開や投資先企業による買戻し、M&Aによる他の株主への売却等の手段の事です。
では何故、イグジットとうるさい人が多いベンチャーは、やめておいた方が良いのでしょうか?
株本氏の見解としては、イグジットを経験をしたことがない経営者が、イグジットについて語っている場合がおおいからです。
また、会社の売上と利益がでているからといって、買手が見つかるわけではありません。
何故なら、市場は常に動いているからです。
さらに、3年前までの実績で、イグジットの話をする人もいるのだとか。
なので、『イグジットでいくらで売れますね。』と簡単に言われると、株本氏は『売ってから言え』と叫びたくなるそうです。
さて今回も、株本氏に『こんなベンチャーはやめとけ』というお題でお話いただきました!次回も引き続き、『こんなベンチャーはやめとけ』のお題で第四弾をお送りします!
それではお楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
ITメガベンチャー平均年収ランキング!
今回は、ITメガベンチャーについてお話します。
ベンチャー企業の中でも、年収が高く、知名度が高い企業が多いITメガベンチャー。
今回は、そんなITメガベンチャーの、平均年収などがわかるランキングをご用意しました。
ITメガベンチャーの平均勤続年数は短い!
さて上記は、ITメガベンチャーの平均年収・従業員数・平均年齢・平均勤続年数がわかるランキングです。
ITメガベンチャーランキング1位は、リクルートホールディングスです。
リクルートホールディングスがどのような会社かというと、求人広告、人材派遣、販売促進などのサービスを手掛ける会社です。
また、平均年収が958万円、平均年齢が35.1歳、平均勤続年数はランキングの中では長い、5.8年です。
そして、ランキングを1位~10位まで見ていただくと、平均勤続年数1.3年~6.5年と、短い事がわかりました。
ITメガベンチャーは平均年齢が若いので、起業や転職をし、キャリアアップしようという人が就職する傾向にあるようです。
まとめ:株本氏は、様々な不満が溜まっている!?
いかがでしたか?
今回は、前回に引き続き『こんなベンチャーはやめとけ』というお題で、株本氏にお話しいただきました。
- ”バリュエーション”と、うるさい人がいるベンチャーはやめとけ
- 監査法人すら入ってないのに”IPO”と、うるさい人がいるベンチャーはやめとけ
- ”イグジット”とうるさい人いるベンチャーはやめとけ
上記3点が、株本氏が思う『こんなベンチャーはやめとけ』と思うポイントです。
まず、バリュエーション”とうるさい人とは、本質的な価値ではないバリュエーションを、資産と考えている人の事です。
そして、自分の会社の価値がいくらかなんて、株式公開・売却をするかしないとわからないですよね。
なので、バリュエーションを考える時間があるのであれば、『会社の売上・利益を上げる事に時間を使ったほうが良い』というのが株本氏の意見です。
次に、監査法人すら入ってないのに”IPO”と、うるさい人とは、監査法人にお金を払っているだけで、上場企業ヅラをする経営者の事です。
何故なら、上場するのはとても難しいからです。
例えば、監査法人が3年かけ会社の中を全て調べ、費用も年間で数千万円掛ります。
そして、経営が傾き申請に行くまでに脱落していく会社がほとんどです。
なので、契約しただけで『IPO予備軍なんで』という顔をするの経営者が居るベンチャーは、やめておきましょう。
最後に、”イグジット”とうるさい人がいるベンチャーも嫌ですね。
イグジットを経験をしたことがない経営者が、イグジットについて語る事なんて馬鹿らしいです。
未経験者に『これイグジットでいくらで売れますね。』と言われると、『売ってから言え』と叫びたくなりますねw
さて今回も、株本氏に『こんなベンチャーはやめとけ』というお題でお話いただきました!次回も引き続き、『こんなベンチャーはやめとけ』のお題で第四弾をお送りします!
それではお楽しみに!
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