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エンジニアの年収と業界構造【vol.052】

エンジニアの年収と業界構造

前回のおさらい:WEBコンサルタントの年収は?

前回「WEBコンサルタントの年収」では、株本氏が手掛けているWEBコンサルタントについてお話しました。

WEBコンサルタントの仕事内容を簡単にまとめると、「WEBで収益を上げたいというお客様に、その手段を説明してプロジェクトを組む」というものでしたね。

そして、そのWEBコンサルタントの年収は約1,500万~2,000万円!

WEBコンサルタントを抱える会社の経営者である株本氏の年収は約7,000万~1億2,000万円!

WEBのレイヤー構造の中では1番上の仕事ですから、もちろん年収もトップクラスですね。

今回は、今や多くの人のあこがれの職業となっている「エンジニア」の仕事と年収についてお話していきます!

エンジニアは、ぶっちゃけどれくらい稼げるのでしょうか!?

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今回のお題:エンジニアの年収と業界構造とは?

最近はエンジニアという職は人気が高いです。プログラミングが義務教育になるということで、今後ますます社会に必要とされる人材であることが分かりますね。

それに加え、安定しているという点でも人気に拍車をかけています。以下は、オックスフォード大学でAIなどの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授の論文で、将来コンピュータに変わられる可能性が高い職業を抜粋したものです。

なくなる仕事

(出典:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925

かなりニッチな職もありますが…(笑) 注目して欲しいのが、エンジニア系の職がほとんどないのです。コンピュータにはエンジニアリングができないので、今後も安定した職として人気は続くでしょう。

さて、そんな人気な職のエンジニアですが、給料や業界構造はどうなっているのでしょうか?

エンジニアは稼げるの?

風景

結論からいうと、エンジニアは凄く稼げる人と、全然稼げない人の差が開きやすいです

超トップエンジニアは月に数千万円稼ぐこともある一方で、下請けの、さらにまた下請けのエンジニアだと、月に20~30万円ということも少なくはないとのこと。

どうして同じエンジニアでも桁違いの収入になるのでしょうか?

これは、エンジニア業界の構造に原因があります。

どうして同じエンジニアでも収入に大きな差が出る?

実際に、大企業や行政がシステムを開発するときの流れを見ていきましょう!

まず、システムを開発するために、大手のITコンサルタントに発注します。次に、ITコンサルタントが具体的なシステムを提案します。そして、そのシステムをエンジニアが考えて設計します。最後に、その設計をもとにソースコードをプログラマーが書いて作っていくという流れです。

文字だけだと分かりにくいので、図を見てみましょう。以下はシステム開発でよく使われる、ウォーターフォール・モデル(滝型)といわれる開発モデルです。

ウォーターフォール

これは、前工程から引き渡されたのをもとに、次の工程に移行するという流れの図です。この図のシステム開発の流れを簡単に言うと

  1. 要件定義
  2. 設計
  3. 製造
  4. テスト

という流れでシステムが完成していきます。下にいけばいくほど会社を挟んでいて、貰えるお金は減っていきます。テスト(動作確認)は、少し勉強すれば誰でもできるようなことで、ここまで開発が進んでいると、既に3~4社挟んでいることが多いようです。一番下のところ、いわゆる下請け企業だと、夢のない恐ろしい「人日」という言葉があります。

人日とは何なのか?見ていきましょう!

人日とは?

システム開発の業界では、1人エンジニアをクライアント企業に入れるのにかかる費用のことを、1ヶ月で1人月、1日で1人日という計算をするそうです。そして、多くは1人日4~5万円程度となります。これが、下請け企業がクライアントから受け取るお金で、そこに営業の経費などが引かれたお金がエンジニアの手に渡ります。

となると、月20~30万円しか稼げず、それでいて激務となることが多いです。株本氏が言う通り、エンジニアの底辺はまさに「働きアリ」ですね(笑)

一方で、元請け企業や、一次請け企業だと、先ほどの図では上の方にあたる部分の仕事を受け持つことになり、設計といった難しい部分ではありますが、待遇は良くて、その中でも稼げる人は月数千万円を稼げるようです。

さて次回は、「月収1,000万!超トップエンジニアのキャリアとは?」というお題で、エンジニアとして独立し、月1,000万ほど稼いでいる板橋氏をゲストにお招きしてお話していきます。お楽しみに!

月収1千万円!野村総研出身のスーパーエンジニア登場|vol.053


以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。

貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪

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下請け企業のエンジニアは残業が多い?

下請け企業で働くシステムエンジニアの仕事は激務になりがちです。実際どの程度残業が多いか、以下の女性の職種別平均年収TOP15の平均残業時間のグラフを見てみましょう。

職種別平均年収TOP15の平均残業時間

残業が多い分で年収としてはTOPにいますが、他の職種と比べて明らかに残業が多いですね。

残業が起こりやすい理由は

  • 納期が厳しい
  • 多重下請け構造
  • 人日制

といったことが挙げられます。

納期が厳しい

当然、ものを作って売る商売ですので納期があります。システム開発においては、バグや仕様のミスなど不測の事態が発生し、進捗が遅延することがあります。

自社開発のものだと、納期を延ばせばいいのですが、下請けだとクライアントの都合もあり、納期を簡単に遅らせることはできません。となると、いわゆるデスマーチ(深夜残業)が発生します。残業してでも間に合わせないといけないのです。

多重下請け構造

株本氏がお話していたように、ソースコードを書いたり、テストをしたりするような仕事は既に3~4社挟んでいることが多く、そこで中間搾取されています。となると、低予算で作らなければならないことになりますよね。

低予算でシステムを作らないといけないので、人を雇えず一人当たりの仕事が増えてしまうわけです。

人日制

株本氏がお話していた「人日」にも問題があります。これは、人を一日雇うのにかかるお金のことでしたね。でも、これって考えてみたら凄くおかしくないですか?

だって、業務を効率的に行えば行うほど売り上げが落ちるってことですよ?

例えば同じ仕事でも、効率的に働いて4日で仕事ができたとします。

次に、怠惰に働いて、5日かけて仕事ができたとします。

「1人日5万」としたら、怠惰にはたらいて5日かけた人の売り上げは、効率的に4日働いた人より5万多いわけです。つまり、同じ仕事でも仕事が遅い人の方が売り上げは高いのです。

効率的にテキパキ働くと損をするとなれば、早く終わらせる気も起きません。チーム全体がそれを理解しているので、徐々に遅延が起きていく要因になります。

みなさんも就職の際は、このような企業に就くことが無いように、しっかり企業を調べて臨んでくださいね!

まとめ:エンジニアは設計ができるか否かで差が出る!

稼げるエンジニアは、設計ができる

稼げないエンジニアは、少し勉強すれば誰でもできるような作業しかできない

当たり前ですが、技術力のあるスペシャリストが稼げるような業界構造になっています。設計ができるエンジニアだと、月数千万円稼げる人もいますが、一方、誰でもできることをするエンジニアは月20~30万程度しか稼げない上に激務ということもあります。

「需要があるから、とりあえずエンジニアになろう」という考えは辞めておきましょう!

さて次回は、「月収1,000万!超トップエンジニアのキャリアとは?」というお題で、エンジニアとして独立し、月1,000万ほど稼いでいる板橋氏をゲストにお招きしてお話していきます。お楽しみに!

月収1千万円!野村総研出身のスーパーエンジニア登場|vol.053

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株本 祐己

1990年生まれ。桐朋高校、早稲田大学出身。学生時代にベンチャー企業で新規事業の立ち上げを経験し2年で黒字化に成功。新卒で同社に入社し、3年間マーケティングの責任者として事業拡大に貢献。コンサルティングファームに転職し、大手金融機関の管理会計業務支援やネットワーク更改などのプロジェクトに従事。フリーランスとして独立しクライアント数を拡大。StockSun株式会社を創業し、1年経たずしてWEBコンサルタントとして月間300万円以上稼ぐことに成功。

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