本記事の目次
前回のおさらい:フリーランスエンジニアのメリット・デメリット
前回はフリーランスエンジニアのメリットデメリットについて考えてきました。
⇒前回の記事:フリーランスエンジニアのメリットデメリット│vol.057
板橋氏は野村総研に所属していた時は、日銀や金融庁のシステム設計など大きな仕事を任されていました。周りから見れば、やりがいがあるように見えますが、板橋氏にとっては物足りないものでした。
なぜなら、実際のシステム開発は人件費の安い中国人やインド人のエンジニアに任されてしまうからです。
板橋氏はプログラマーとしてもっと成長したい!システム設計から開発まで全てに関わりたい!と感じていました。それを実現するために野村総研を辞め、フリーランスエンジニアとして独立することにとしました。
フリーランスエンジニアになった板橋氏ですが、
- 働き方が自由になり、システム設計・開発全てに関わり、やりがいが感じられる。
- 野村総研時代よりも年収が上がった。
- 仕事をしながら、好きなエンジニアの勉強をし続け、成長していける。
などフリーランスエンジニアになったことのメリットを感じているそうです。
逆にフリーランスエンジニアになったことで
- 人との出会いが少なく、孤独を感じる。
- 仕事がなくなるのではないか?仕事の責任が全てが自分の責任になるのではないか?等といった不安を感じてしまう。
といった悩みも持つようになったと打ち明けて下さいました。
板橋氏にはプログラミングのスキルがあるので、もし仕事がなくなっても、いつでも企業に雇ってもらうことができるという自信があるそうです。上に書いたような悩みはあるけれど、そこまで大きな不安は感じていないようでした。
しかし、株本氏が仰ったように、日本にはフリーランスのエンジニアが結構な数いますが、月に1,000万円稼ぐ人はほとんどいないそうです。
そんな中でも、板橋氏は野村総研時代よりも稼ぐようになり、いつでもどこでも仕事ができるようになっています。
今回は板橋さんに稼げるエンジニアの条件について聞いていきたいと思います!
今回のお題:稼げるエンジニアの条件
さあ、今回は板橋さんにどうやったら稼げるエンジニアになれるのか?稼げるエンジニアの条件について聞いていきたいと思います!
現在年収チャンネルには、『将来フリーのエンジニアになりたい!』という問い合わせが増えてきています!エンジニアの雄・板橋氏にエンジニア業界について聞いていきます。
エンジニア業界でホンモノのエンジニアになるには・・・
板橋氏によると、日本の大手企業のエンジニアは設計しかやらないそうです。しかし、本当に凄いエンジニアはシステム設計も開発もすべてやってしまうのです。
板橋氏が考えるホンモノのエンジニアとは、システム設計もシステム開発も両方できるエンジニアです。
なので板橋氏が考えるエンジニアにとってオススメのルートは、システム設計しかできない大手企業ではなくベンチャー企業や中小企業でエンジニアになり、設計・開発を自力で出来るようになることです。
また、エンジニアの格付けは書ける言語によって決まるそうです。その言語は、コンパイラ言語とインタプリタ言語の二つに大別されます。
コンパイラ言語・・・人間が書いたプログラムをコンピュータが理解できる形式に変換するプログラミング言語。
インタプリタ言語・・・人間が書いたプログラムをコンピュータが理解できる形式に逐次翻訳しながら実行していくプログラミング言語。
板橋氏によるとエンジニアは技術力によって四つのランキングに大別することができます。
- 1位・・・コンパイラ言語とインタプリタ言語が両方書ける人
- 2位・・・コンパイラ言語を書ける人
- 3位・・・インタプリタ言語が書ける人
- 4位・・・HTMLしか書けない人
要するに、年収チャンネルでこの動画をみてエンジニアになりたい人は、コンパイラ言語とインタプリタ言語どちらも身につけましょう!ということです。
プログラミングの学習方法
ではこのコンパイラ言語とインタプリタ言語を両方マスターするにはどうすればいいのでしょうか?
板橋さんの考えるおすすめのルートは、
まずはJAVAを勉強した後にPHP Ruby Pythonを学ぶ。
です。
株本氏から、プログラミングの学習は独学ですか?何かセミナーなどオススメなどありますか?という質問がありました。
板橋さんは、プラグラミングに関するセミナーや講座などはとっかかりとしてはいいが、やはり完全独学でやっていくことをオススメしています。基本的にプログラミングの学習は書籍などでしっかり身につけていくのが良いようです。
また、キャリアの中でプログラミングを身につけていく場合どういうルートを歩めば良いか?と言う質問もありました。
板橋氏によると、まず大学時代からプログラミングをやってきた人は大企業に入って設計をじっくり学んでからフリーランスになるのが良いそうです。
そしてプログラミングの経験がない人はベンチャー企業に就職するところから始めて、プログラミングができるようになり次第大手企業に転職し、設計を学んでフリーランスになるのが理想だそうです。
今回のお話はエンジニアになりたい方にとってはとても為になるものでしたね!
年収チャンネルはエンジニアになりたいあなたを応援しています。年収チャンネルでは、キャリア相談を受けつけておりますので気軽にご相談ください!次回は「エンジニア vs WEBマーケター|vol.059」です。お楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重なエンジニアに関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
コンパイラ言語とインタプリタ言語とは
記事内で出てきたコンパイラ言語とインタプリタ言語ですが、エンジニアでない方にとってはなかなか理解しずらいものだったのではないでしょうか?
ここでは、補足記事としてもう少しコンパイラ言語とインタプリタ言語について分かりやすく解説していこうと思います♪
コンパイラ言語とインタプリタ言語の違い
上の図を見てください。
プログラミング言語は人間対コンピューターで会話したいときに利用する言語です。人間とコンピューターは違う言語を使っているので、人間の言葉を機械の言葉に翻訳してもらう必要があるのです!
プログラミング言語で記述された文書はソースコードと呼ばれていて、このソースコードが機械語に翻訳されて、命令などが計算機(コンピューター)に伝達されます。
簡単に言うとコンパイラ言語とインタプリタ言語では機械語への翻訳の仕方が異なります。
コンパイラ言語は一度ソースコードを完成させてから、全てを機械語に翻訳する言語で、インタプリタ言語は一行ずつ翻訳し、同時に実行する言語です。
コンパイラ言語とインタプリタ言語の代表例
コンパイラ言語の代表例は、C言語、C++言語などがあり、インタプリタ言語の代表例は、Ruby、Python、PHP、JavaScriptなどがあります。
また動画で登場したJavaは中間コード方式というコンパイラ型・インタプリタ型両方の言語の性質をもった言語です。
動画内では、Javaを勉強した後にPHP、Ruby、Pythonの学習をお勧めしています!どちらかの言語に偏ることなく、幅広い言語の学習が稼げるエンジニアへの第一歩かもしれませんね!
まとめ:稼げるエンジニアは開発・設計どちらも出来る!様々な言語を身に付けていこう!
今回は稼げるエンジニアになるための方法を板橋氏に色々と聞いてきました!稼げるフリーランスのエンジニアを目指すためには、システム設計と開発の仕事どちらも経験しておく必要があるということを教えていただきました。
そして、エンジニアの格付けは使える言語によってなされていて、コンパイル言語とインタプリタ言語どちらも使えるようになっていると、とても有利だということでした。
まだプログラミングなど経験していない方は、まずはベンチャー企業に就職してみてプログラミングを習得し、大企業に移り、設計も出来るようになっていくと良いというキャリアルートを提案しています。
年収チャンネルではキャリア相談を受け付けています。エンジニアになりたい方はぜひご相談くださいませ!
次回はWebマーケターという職業とエンジニアとの比較を色々としていきたいと思います!お楽しみに!
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