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前回のおさらい:ラファエルさんの仕事の悩み
前回「ラファエルの仕事の悩み|vol.072」ではラファエルさんが今後のユーチューバー業界に対して持っている不安を語ってくださいました。
ラファエルさんと株本氏はもともと面識があったのですが、株本氏の仕事(webコンサルタント)のような継続して収入が入り続ける堅い仕事は素晴らしい、とラファエルさんは言います。
ユーチューバーもアドセンス収入など、一見継続して収入が入り続ける仕組みに思えますが、炎上やアカウントBAN、さらにはgoogleのアドセンス単価の変動など、様々な要因で収入が激減したりゼロになってしまう可能性もあります。
ラファエルさんのようにすでに大金を稼いだ人ならまだしも、まだまだ貯蓄がしっかりと溜まっていないユーチューバーにとっては本当に大問題です。
もしもラファエルさんに子供がいたとしても、ユーチューバーを勧めることはせず、株本氏のような堅く高収入を得られる仕事を勧めるとのことでした。
では、株本氏のように堅く高収入を得るにはどのようなキャリアを進むのが良いのでしょうか?
今回も引き続きラファエルさんと株本氏が、堅く高収入を得るためにはベンチャー企業と大企業のどちらに就職するべきかについてお話していきます!
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今回のお題:ベンチャー企業と大企業、どちらに就職すべき?
さてさて今回も、大人気ユーチューバーのラファエルさんにお話を伺います。
突然ですが、年収チャンネルについて簡単におさらいしてみましょう。
年収チャンネルは、起業をしたいという人や稼げるようになりたい、という思いをもった高学歴の人から多く閲覧いただいております。
もちろんラファエルさんも高収入なのですが、ラファエルさんの特徴はなんといっても企業案件の多さ。サイバーエージェントが発表した2017年ユーチューバーの企業案件数ランキングNo.1に輝いた、企業ともっとも関わっているユーチューバーがラファエルさんです。
そんなラファエルさん、色々な社長とも関わることが多いようで、様々な企業の社長のキャリアについて話してくださいました。
社長にはベンチャー出身が多い?
ラファエルさんが言うには、もちろんいきなり起業されて成功した方もいらっしゃるそうですが、もっとも多いと感じるのはベンチャー企業を経てから起業され、成功されている社長だそうです。
いい大学を出ていたり、そうではなくともベンチャー企業でスキルを学んだのちに独立された、というような経歴が全体の8割くらいにもなるとのこと!
もちろん大手企業出身者の知り合いも多いそうなのですが、社長と言うよりは案件を紹介してくれるような立ち位置の方が多いそうです。
株本氏もベンチャー企業出身!
株本氏自身ベンチャー企業出身者で、キャリアとしてベンチャー企業をお勧めしています。
実際に早稲田大学在学中にベンチャー企業に入社し、その後大手企業を挟んでから独立された、という経歴の持ち主です。
当然株本氏がベンチャー企業に行って心からよかったと思っているので、学生にも強く勧めるのですが、ここでラファエルさんから質問です。
ラファエルさん自身、統計上ベンチャー出身者が多いとはわかっているがなぜベンチャー出身者で起業して成功する人が多いのかはよくわかっていないのだそう。
この質問に、株本氏が実体験を交えて回答していきます。
なぜベンチャー出身者は起業して成功しやすいの?
株本氏はベンチャー企業に勤めていた時代、本当にいろんな仕事を経験した、と話します。
- ビジネスの立ち上げ
- 法人営業
- マーケティング
- 請求書の発行から入金まで
スモールビジネスの全てを自分でしなければいけない状態だったそうです。
起業するのは、ベンチャー企業時代に行なっていたことの拡大版を行うだけ、といった感覚ですべきことの勘所がわかっていたことが大きい、と株本氏は話します。
さらに、中小企業間の取引では社長クラスの人物とすぐに会えるので、人脈が作りやすいことも、ベンチャーを勧める理由の1つだと言います。
大手企業では社長が出てくることなんて滅多にありませんよね。
実際に株本氏は、ベンチャー時代の人脈で社長たちから仕事をもらっている状態で独立したため、初月で利益が160万円も発生したのです。
まさに、ベンチャー企業出身者の旨味を得た独立の仕方ですね。
高学歴こそベンチャー企業に入社すべき理由は?
さらにベンチャー企業の話が続きます。
株本氏はベンチャー企業には高学歴の人ほど入るべきだと話します。
ベンチャー企業の社員は、
- ベンチャー企業にしかいけなかった人
- ベンチャー企業をあえて選んだ人
の2つのパターンに分かれます。
ベンチャー企業の社長は当然、あえてベンチャー企業を選んだ人に仕事を任せます。その人を育てることで会社をさらに大きくしようと考えるからです。
高学歴の人がベンチャー企業に入ると、この「あえて組」に入れる可能性が非常に高いわけです。
そうすると、勝手に仕事を振られて色々な経験を積み、実力が付いた状態で独立できるパターンが非常に多いのです、と株本氏は話します。
終身雇用制度がだんだんと崩壊し始め、大手企業に入ることが安定だとは言えなくなってきた時代に、本当の安定をもたらすのは、自分の実力なのです。
そしてその実力をつけるためにぴったりな選択肢が、ベンチャー企業で修行することなのですね。
ラファエルさんも様々な社長と合う中で、成功している社長たちと株本氏の経歴が似ているなとは思っていたそうなのですが、なるほどなと合点がいったようでした。
さて、次回はついにラファエルさんの最終回です!ラファエルさんから株本氏に、本格的に逆質問を行い、株本氏の具体的な仕事の話を公開しちゃいます!お楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重なユーチューバーの年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
起業家の出身企業は本当にベンチャーが多いの?
今回、ラファエルさん知り合いで成功している社長の8割程度がベンチャー企業出身者だという話しがありましたが、実際のところ正確な比率はどれくらいになるのでしょうか?
起業家の出身企業について
(図は起業家100人のキャリア徹底解剖より)
面白いデータが見つかりました。
1999年以前に学校を卒業した起業家(BI=Before Internet世代)と、2000年以降に学校を卒業した起業家(AI=After Internet世代)の出身企業についてのデータです。
BI世代起業家は大企業出身者が66%。3人に2人は大企業出身者ということになります。
対して、AI世代起業家は大企業出身者がたった20%。残りの約80%は中小企業やベンチャー企業を経て起業していることがわかります。
確かにラファエルさんの感覚通り、8割程度がベンチャーや中小企業出身のようです!
まだまだ日本では大企業至上主義が根強くのこっていますが、データからもわかる通り多くの起業家が大企業以外のキャリアから起業しています。
あなたがもし起業を目指すのなら、大企業至上主義を盲目的に信じるのではなく、様々なキャリアの選択肢をじっくり考えることをお勧めします。
まとめ:高学歴はベンチャー企業に就職しよう!
今回は、ベンチャー企業と大手企業どちらに就職すべきかについて、ラファエルさんと株本氏がお話しました。
ラファエルさんの知り合いの成功している社長の8割程度がベンチャー出身、また株本氏もベンチャー出身です。
株本氏自身、とくに高学歴の学生にはベンチャー企業を勧めており、実体験に基づいたお話を伺えました。
ベンチャー時代にスモールビジネスの全ての業務を自分一人で行なっていたことやそれが実際に起業する際に勘所を掴むことに役立ったこと。
また、中小企業間の取引では社長クラスとの人脈を作れる機会が多く、先にベンチャー時代の人脈を利用して仕事を作ってから起業できたことで、初月から利益が160万円もあったこと。
どちらも、ベンチャー企業出身だからこそ得られた旨味ですよね。
また、高学歴であればベンチャー企業でも期待される立場となり、自然と仕事を任せてもらいやすいため成長できることもわかりました。
さて、次回はついにラファエルさんの最終回です!ラファエルさんから株本氏に、本格的に逆質問を行い、株本氏の具体的な仕事の話を公開しちゃいます!お楽しみに!
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