本記事の目次
前回のおさらい:商社の年収はやっぱりバケモノだったwww
前回の「商社の年収がバケモンすぎたww【vol.096】」では、伊藤忠商事出身の長内さんに、商社の入社難易度の話や自身が担当した主な業務の話、そして、お待ちかねの商社の年収の話を伺いました!
入社難易度の話では、株本氏が「商社ってめちゃくちゃ入社しづらいですよね」と一体ましたが、実際に長内さんの年度では入社人数は100人だけ、なんと倍率100倍超の難関だったそうです。
そんな難関を潜り抜けただけあって、年収はとても高く驚くばかりでした。
まずは、初任給が約600万円と、一年目としては十分すぎる給与ですね。
さらにそこから毎年約100万ずつ給料が上がって行くそうで、2年目で700万円、3年目で800万円とどんどん給料が上がります。
10年目くらいまではこんな調子で給料が上がり続けるそうで、1,200万~1,300万円くらいまでは大抵昇給するそうです!
また、基本的には商社では全員が海外駐在を経験しますが、その期間の年収は2,000万円ほどになるということで、貯金して帰ってくる人もいるほどだとか…(笑)
順調に昇進して役職につけば、おそらく年収が2,000万を超えるということで、商社の給料レンジの高さには圧倒されますね…
さて、今回は引き続き長内さんに、伊藤忠商事だけでなく、他の総合商社も交えて商社別の特徴を伺っていきたいと思います!様々な商社の特徴が知れるので、就活の選択肢に商社がある学生は絶対に見た方が良いですよ!
では、ご覧ください!
☆当サイトではLINE相談も受付中です!
☆忙しい学生向け! 5分対談動画はこちら↓
今回のお題:有名な総合商社の特徴を教えて!
さて、早速株本さんから長内さんに話を振ります。
「いわゆる5大商社、三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅、それぞれの商社別の特徴を聞いて行きたい」
確かに、実際に商社にいた人から聞く様々な商社のお話は貴重です!
株本氏の質問を受けて長内さんが話し始めます。
長内さん曰く、商社で働いていた人は、横の繋がりが出来やすいそうです!(商社で働く人どうしの繋がり)
長内さんの場合は三菱商事と三井物産の方と仲良くなることが多かったそうです!5大商社内で横の繋がりが出来ていく、とは全く想像もしていなかった話で驚きです。
5大商社のイメージを簡単に紹介!
長内さんが、5大商社(三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅)のイメージを簡単に教えてくれました!
まずは、特に仲の良い人が多かった三菱商事、三井物産について。
- 三菱商事
三菱商事の人は、スマートな人が多いそうです!
すかさず株本氏から「スマートな人ってどんな人ですか?」と質問が入ります。
長内さんの思うスマートな人とは、コンサルにもいそうだし、何をやらせても一級品。相手に嫌な印象を与える人なんてほぼいなかった、とのことです。
まさに理想的な社会人の姿という感じですね!
- 三井物産
僕の周りはですけど、と前置きして長内さんが話を続けます。
三井物産の人は、ちょっとやんちゃだけどやることはちゃんと押さえているタイプの人が多かったんだそうです!
いわゆるパリピタイプというか、三井物産も当然給料は良いでしょうし、ちょっとやんちゃで商社勤めの高給取りって、かなりモテそうですよね(笑)
- 伊藤忠商事
伊藤忠商事の社員ですが、長内さんは自分をさして「こういう人がおおい(笑)」とのことです。
どういうことかというと、長内さんのような色黒で運動してそうな人が多いらしいです。
もちろん伊藤忠商事にも色々なタイプの人がいますが、SNSなどで色々シェアしたりする人が色黒体育会系ばかりだからそういうイメージになるんですね。
住友商事と丸紅については、特別仲が良い人が多かった訳ではないそうなので、サラっと流させていただきます。
- 住友商事
住友商事は堅実なイメージがあって、「石橋を叩いて渡るような人」が多いそうです。
- 丸紅
丸紅の方は温厚で、ガツガツ来ない人が多いようなイメージだそうです!
商社に入る人は3カテゴリーに分類できる!
長内さんに言わせると、商社に入る人は3カテゴリーに分類できるんだそうです。
まず1つ目が、国際関連の人たちです。
例えば、海外育ちだったり語学が堪能だったり、という人ですね。
確かに海外駐在の多い総合商社では、海外育ちや高い語学力は重宝される存在になりそうです!
2つ目のカテゴリーが、実験研究肌タイプです。
これはどういう人かというと、理系の大学でバリバリ仮説検証をしていたような人を指しているそうです。
ロジカルで様々な仮説を検証し、業績に反映させていく実験研究肌タイプなら、商社でも成果があげられそうです。
最後のカテゴリーが、ガテン系タイプ。
体育会系で勝負をしてきた人というか…と長内さん。
やる気と根性でなんでもこなしてしまう、バリバリ仕事をするようなタイプは、確かにどの業界でも重宝されて成果をあげているイメージがありますよね。
長内さん曰く、結局のところ色々な会社に色々なカテゴリーの人が散らばっているそうで、もちろん伊藤忠商事にもガテン系タイプの人だけではなく国際関連の人や実験研究肌の人もいるそうです。
SNSやインタビューなどで表面に出てくる人のイメージが先行しているだけで、各社に様々な人がいます、といった話でした。
商社に入りたい学生は、「入りたい商社にいそうな社員のイメージと自分が違う」と不安になることもあるかと思いますが、長内さんの話を聞く限りそこまで心配しなくても良さそうですね!
さて今回は、5大商社の特徴を長内さんに伺いました!各社もちろんイメージはありますが、様々な人材がいるので学生は自分のキャラと違う気がしてもチャレンジすればOKですよ!
次回はついに、総合商社の闇に迫ります!給与が高いだけあって、様々な大変なことがあるんだとか…お楽しみに!
⇒ ミスをすると別室に呼び出される?総合商社の闇【vol.098】
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
5大商社別の平均年収はどれくらい?一番稼げる商社は・・・
さて、今回は5大商社の特徴やイメージについて長内さんに語っていただきました。
こうなると気になるのが、5大商社のどの会社がもっとも給与が高いのか、ですね!
どうせ商社を目指すなら、もっとも給料の高い商社で働きたいと思うのは当たり前です。
では、5大商社別の給料ランキングを見てみましょう!
http://tatsuyakaiji.hatenablog.comより抜粋
平均年収がもっとも高い商社は、長内さんの元勤務先である伊藤忠商事でした!
各社あまり大きな年収差はありませんが、それでも平均年収1位の伊藤忠商事と5位の住友商事では約100万円もの差がありますね。
伊藤忠商事が群を抜いて給与が高く、追随する三菱・三井、少しあとを丸紅と住友商事が付いて行っている、といった形になりました。
結局どの商社も平均年収は高い!
それにしても驚きなのがやはり、商社の平均年収の高さですね!
各社1,300万円を超えており、伊藤忠商事に至ってはほぼ1,400万円という平均年収。
日本の平均年収ランキングの上位を商社がほぼ独占している状態なのも頷けます。
もちろん海外駐在の手当などで平均のレンジが上がっているのもわかりますが、それでもあまりにも給与が良すぎますよね。
長内さんの時は入社の倍率が100倍を超えていたと言いますが、ここまで給料が高ければそれも頷けます。
なんとしてでも高い給料を得たい、という学生は、商社を選択肢に入れるのは必須かもしれませんね!
まとめ:三井物産はパリピ系!?商社には様々な人材がいる!
いかがでしたか?
今回は長内さんに、5大商社それぞれの特徴やイメージを教えていただきました。
三菱商事はスマートな人が多く、コンサルなどなんでもできそうなイメージ。
三井物産はやんちゃだけど押さえるところは押さえるパリピ系。
伊藤忠商事は運動してそうな体育会系
住友商事は石橋を叩いて渡るような人
丸紅は温厚でグイグイ来ない
というイメージでした!
また、商社に務める人は3カテゴリーに分けられるそうで、
- 海外生まれや語学が堪能な国際関連の人
- 理系の大学で仮説検証をしていた実験研究肌タイプの人
- やる気と根性で乗り切るガテン系の人
の3カテゴリーが各商社にいるそうです!
各社もちろんイメージはありますが、様々な人材がいるので学生は自分のキャラと違う気がしてもチャレンジすればOKですよ!次回はついに、総合商社の闇に迫ります!給与が高いだけあって、様々な大変なことがあるんだとか…
お楽しみに!
⇒ ミスをすると別室に呼び出される?総合商社の闇【vol.098】
☆当サイトではLINE相談も受付中です!
☆19卒、20卒限定キャリア面談はこちら!
☆オンラインサロン開設!