本記事の目次
前回のおさらい:ローリスク起業でキャッシュを作ろう!
前回、「お勧めのローリスク起業【vol.182】」では、株本氏が『起業の仕方を教えてください』という質問に回答しました。
株本氏がおすすめする起業は、ローリスクでできる業種です。
ローリスクというと漠然としていますが、今回はローリスクを『大金を借り入れない・在庫を持たない』と定義しましょう。
こう考えた際に、以下の業種がローリスクだと言えそうです。
- 代理業
- 人材紹介業
- コンサルティング業
- マルチ/情報商材
- 無在庫転売
- ITや会計の顧問契約
などなど、少し考えれば多くの業種が出てくるかと思います。
まずはこういった業種でキャッシュを作ることに専念しましょう。
そうして作ったキャッシュで、個人個人の本当にやりたい仕事をすれば良いのではないでしょうか。
いきなり大きなリスクをとって始める起業はもう流行らない、というのが株本氏の考えでした。
さて今回は、『最高の年収企業』で知られている、キーエンスについてOB吉田さんにお越しいただきお話を聞いてきました!気になる年収、裏側を暴露!?
それではお楽しみに!
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今回のお題:キーエンスってどんな会社?気になる年収は!?
今回は、キーエンスOBの吉田敬悟さんにお越しいただきました!
- 新卒でキーエンスに入社
- 独立後ドローンベンチャーを経て現在はエンジニアとして働く
- 全国就活生オンラインコミュニティ『AbstConc』を運営中
と、華麗なる経歴を持つ吉田さん。
今回は皆さんが気になる、謎めいた”キーエンス”の年収・組織体制について伺います!
キーエンスってどんな会社?
キーエンスの年収・組織体制を語る前に、『そもそもキーエンスって何をしている会社?』という方のために、簡単にご説明いたします。
基本的にはB to Bのセンサー会社です。工場向けに、人がおこなっている作業をセンサーに代替する商品を販売しています。製造ラインで働いている人が目視で検査する作業をセンサーに代替する製品を販売しています。
キーエンスの事業内容の説明は上記となります。
利益率が異常に高い?
では、キーエンスがここまで成長できたのはなぜでしょうか?
キーエンスが成長できた事には大きく2つの理由があります。
1つ目の理由は、本社では開発だけを行い、部品の製造は外部に委託するシステムを採用している事です!
これにより、工場を保持するお金がかからないので、利益率をあげることができます。
2つ目の理由としては、商社を一切介さない直販営業が挙げられるでしょう。
営業経費の削減に繋がるため、さらに利益率が上がります。
このような取り組みによって、キーエンスはなんと、50%越えの利益率をだしています!!
製造業では『利益率が10%もあれば高収益』とされている中で、50%を超えてくるのはかなり凄いですねw
センサーの質もかなり良く、新製品の70%が業界初か世界初とのことでした!
キーエンス独特の営業?
キーエンスは利益率が異常に高いことで知られていますが、どのようにえいぎょうしているのでしょうか?
キーエンスには独自の営業スタイルがあり、これこそがキーエンスを支えていると言っても過言ではありません。
- テリトリー制
- 外出報告書
『テリトリー制』とは、それぞれ営業できる範囲が決まっており、営業範囲を1ミリも出てはいけないというルールがあります。
営業範囲を明確に分けることにより、移動効率や成果の指標も明確にすることができるので、1日で回れる営業先の件数が増えます。
『外出報告書』とは、外出する前に営業先での取り組みを上司に細かく報告し、営業先でのやり取りを1日単位で振り返ることで業務効率を上げることができます。
営業活動の内容を細かく振り返ることにより、営業マンの育成に繋がります。
キーエンスで働いている人の考え方としてあるのは、感情で行動するのではなく、『当たり前のことを当たり前に感情を入れずにする』とのことでした。
たとえば『社内と外出日が混じわる日は無くし、なるべく無駄な時間と費用を割く』というルールがあります。
このことにより時間効率をがよくなり、1つの仕事にかけられる時間を最低限に抑えることができるのですね。
キーエンスの年収はいくら?
株本氏から、『入社したら1年目から給料をたくさんもらえるんですか?』との質問です。
実際のところ額面で、1年目の年収が800万円ぐらい貰う事ができるそうです!w
変動はありますが残業代込みで1年目の月給が30万~40万円台、内訳を計算してみると…月40万円×12カ月+ボーナス320万円=800万円になります。
ボーナスの320万円は1年間で4回に分けて入ってきて、2年目以降は年収が100万円づつ増えていくそうです。
役職にもよりますが30歳になるころには、年収を1,500万円まで上げることもできるようです。
同じ30歳でも商社だと年収1,000万円ぐらいが平均のようなので、キーエンスの給料は他と比べてもかなり良いですね。
さらに長く会社に勤め、課長クラスになると年収は2,000万~2,500万円ほどになるようです。
キーエンスの離職率ってどうなの?
キーエンスの年収事情が分かったところで、こんなに給料を貰える会社を辞める人っているの?という疑問が浮かびます。
結論としては、キーエンスOB吉田さんが勤めていたころは離職率が高かったが、最近は徐々に低くなってきています。
キーエンスOB吉田さんの同期には、1年目で会社を辞めてベンチャー企業に移籍したり、東南アジアへ行って自分で稼ぐ人も多くいたみたいです。
キーエンスは営業が多いため、新しく何かを作っていく会社というよりは、ものすごく高速で動く歯車の走り方が分かる会社といえるでしょう。
方法さえ学べば自分でお金を稼ぐ事もできるので、離職率が低いとは言えなかったようです。
さて今回はキーエンスOB吉田さんに、今話題の『キーエンスの年収事情』について伺いました!次回は、キーエンスのネガティブな話と合コン事情をOB吉田さんにお話いただきます!
それではお楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
最新版!全国年収ランキング!
今回は最新版、全国年収ランキングについてお話します。
年収が高い会社の中でも、就活生の皆さんは特に『若いうちからがっつり稼げる会社』が気になるのではないでしょうか。
そこで、全国の年収ランキングの中でも平均年齢、平均年収がわかるランキングをご用意しました!
ランキング1位の会社は平均年収2,994万円!?
さて上記は、平均年収上位50位の会社を一覧にした全国年収ランキングです。
2018年8月までを対象としたデータですので、現在の様子とは少し異なりますが、雰囲気の把握に役立てていただければと思います。
全国平均年収の第1位は、『M&Aキャピタルパートナーズ』となりました。
M&Aキャピタルパートナーズの主な業務内容は、企業の合併買収プロセスの仲介・支援です。
平均年齢は31.5歳と若い企業ですが、平均年収が2,994万円で第1位に輝きました。
全国平均年収の第2位は、『キーエンス』。
年収ランキングの上位に入る企業は従業員数が少ないところが多いですが、キーエンスは2,253名を雇用しています。
今回は編集の都合上、ランキングは2位までを紹介させていただきました。
これから就職や転職を考えている人は当データを役に立ててくださいね!
まとめ:キーエンスは死ぬほど年収が高い!w
いかがでしたか?
今回は株式会社キーエンスOBの吉田さんをゲストにお迎えし、キーエンスの年収事情について伺いました。
キーエンスがどのような会社かというと、B to Bでセンサーを販売している会社です。
特徴的な部分としては、独自の営業ルールがあり、それにより利益率が異常に高いという点が挙げられます。
利益率が高いだけあって年収も高く、
- 入社1年目:約800万円
- 30歳頃:約1,500万円
- 課長クラス:約2,000万~2,500万円
ほどになるそうです。
ネットにも出回っていない情報を、キーエンスOBの吉田さんに聞くことができた、貴重な回となりました。
さて今回はキーエンスOB吉田さんに、今話題の『キーエンスの年収事情』について伺いました!次回は、キーエンスのネガティブな話と合コン事情をOB吉田さんにお話いただきます!
それではお楽しみに!
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