本記事の目次
前回のおさらい:モチベーションをうまく上げてマネージメントしよう!
前回、「株本ってどんな上司?【vol.178】」では、視聴者からの『株本さんのマネージメント方法を教えて?』という質問に回答しました。
株本氏は何かを頑張るという上で、以下の2パターンの人がいると考えています。
- 欲しいものや達成したい目標のために頑張る人
- 今持ってるものを失いたくないというネガティブな要素を遠ざけるために頑張る人
この2パターンのうち世の中には後者の方が多く、それをビジネスにも活かすことができます。
具体的には『先に報酬をあげて、仕事を達成できなければ報酬金額を下げる』という方法のマネージメントを行います。
そうすると、人は今の生活レベルや環境を下げたくないので、モチベーションが上がり行動する、ということでした。
ネガティブな要素から遠ざけるために何かを頑張ることが、人の本質です。
株本氏は、最初に多めに報酬を払うというリスクを自分が取ることで、結果的に良いマネージメントにも繋がると思っているということでした。
さて、今回も質問コーナーです。今回は株本氏が、新人研修やマナー講師が抱える矛盾を追求します!
それではお楽しみに!
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今回のお題:新人研修で意識すべきことって?
今回の質問は『新人研修で何か意識しておくべきことはありますか?』といった内容です。
就活の際にも多くの学生が、『新人研修の充実度』などを重視することがあるかと思います。
株本氏は新人研修についてどうお考えなのでしょうか?
株本氏は新人研修が大嫌い!?
株本氏は新人研修が本当に大嫌いだったそうです。
ベンチャー企業時代にもコンサル時代にも新人研修はありましたが、どちらもあまり良いものではありませんでした。
株本氏が新人研修が嫌いだった理由に、『研修会社の人が抱える矛盾』があります。
研修会社の人たちは、新入社員たちに『マインド』や『仕事への姿勢』を厳しく指導します。
指導できると言うことは、もちろん研修会社の人たちは、マインドや仕事への姿勢は優れているはずです。
ですが、彼らは普通のサラリーマンと同じような給料しかもらっていません。
『稼げていない人が何を偉そうに指導してきているんだろう?』
こう考えると、研修会社の人から研修を受けたいと思う理由はありませんよね。
研修でロープレするのは無意味!
株本氏は、研修は無駄でしかなく、研修の結果に一喜一憂する必要は全くない、と考えています。
研修とは、企業の上の人たちが『ちゃんとやってる』と思いたいがために行われているものだ、というのが株本氏の主張です。
例えば、研修では実際に現場に出た際の動きの練習として、『ロープレ(ロールプレイング)』を行います。
ですがそんなことをしている暇があれば、早く現場にでて実際に業務を行った方が早く成長できます。
研修を行っている人たちは、さらにその上司から『しっかり研修しろよ』と言われて、仕方なく研修しています。
無意味なことを無意味とわかってやっている、最悪の時間が研修です。
研修にこだわり過ぎず、『付き合ってやってる』くらいの気持ちで受けましょう。
研修は求人のためにやってる?!
山本さんから『企業はコスパがいいから研修をしているのでは?』と質問です。
株本氏は、『そうではないと思う』と回答。
そもそも、研修なしとありを比較しなければ、コスパがいいかはわかりません。
もし企業が研修を行うことに正当な理由があるとすれば、『求人のため』という理由があり得ます。
みなさんが就活生だとして、企業の求人に『研修が充実している』と書いてあれば、安心して入社できますよね。
ただし先述しましたが、研修を真に受けすぎる必要はありません。
特にマナー研修などは、わざわざ研修を受けなくても、人として当たり前のことが出来ていれば十分です。
ちなみに株本氏は、マナー講師に低い点数をつけられていたそうです。
『シャツの柄が生意気』などといった理由で点数を下げられたそうで、よくわからないですよね。笑
さて今回は、大人気の質問回答コーナー。株本氏が新人研修の無意味さを語りました。次回の質問回答コーナーでは、よく言われる『会社には最低3年勤めるべき』について、株本氏が解説します!
それではお楽しみに!
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
新人研修の流れを紹介
今回は新人研修の受け方や新人研修の効果について、株本氏が質問に回答しました。
新人研修に含まれるマナー研修やロープレなどは、一切無駄だと切り捨てた株本氏。
マナー研修やロープレ以外に、新人研修では何を行うのでしょうか?
今回は一般的な新人研修の流れについてご紹介致します。
そんなに研修ばっかり必要・・・?
さて上記は、一般的な新卒社員に課せられる研修の内容です。
まずは入社前研修、つまり採用後勤務が始まる前に研修が行われます。
入社前研修は当たり前に行われていますが、入社する前から時間を拘束して研修するなんて、よく考えればおかしいですよね。
その後は、入社後研修、現場研修、配属現場でのOJTとさらに研修が続きます。
入社後研修の目的には、『自社で働く上での基本的なスキルの習得』とありますが、内容は自社理解やコミュニケーションの練習など、1時間もあればできそうなものです。
配属現場でのOJTは当然必要ですが、株本氏のおっしゃる通りいきなりOJTでいいのでは、と感じてしまいます。
こんなことに時間をかける日本企業の研修って、本当にバカらしいですね。。。
まとめ:新人研修は無意味!研修会社の社員は自分の心配をしろw
いかがでしたか?
今回は、『新人研修で何か意識しておくべきことはありますか?』という質問に、株本氏が回答しました。
株本氏自身もベンチャー企業、コンサル企業に勤務していた際に研修を受けたことがありますが、『めちゃくちゃ無駄な時間だった』と感じています。
そもそも研修会社の人たちは、『マインド』や『仕事への姿勢』を指導するわけなので、自身が優れたマインドを持ち素晴らしい姿勢で仕事に望んでいるはずです。
それならかなりの高給取りになっていそうですが、彼らは普通のサラリーマンと同じような給料しかもらっていません。
『その程度のレベルの人に何を教わるんだろう?』と疑問を持ってしまい、株本氏は研修を受ける気に全くならなかったのだそうです。
また、マナー研修も無駄でしかない、と株本氏は話します。
経営者としての様々な経験をもつ株本氏ですが、人間として当たり前のことをしていればマナーは十分だと考えています。
必要以上にマナーを重視するのは、日本社会の悪いところですね。。。
ちなみに株本氏は新入社員の頃、『シャツの柄が生意気だ』とマナー講師に点数を下げられたのだとか。笑
さて今回は、大人気の質問回答コーナー。株本氏が新人研修の無意味さを語りました。次回の質問回答コーナーでは、よく言われる『会社には最低3年勤めるべき』について、株本氏が解説します!
それではお楽しみに!
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