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前回のおさらい:【年収公開】サイバーエージェントの実態
前回動画「【年収公開】サイバーエージェントの実態|vol.083」では、ゲストの速水大河さんにサイバーエージェントの年収についてお話を伺いました。
サイバーエージェントの年収に関する要点をおさらいします。
- 初任給は480万円前後
- 入社から半年〜1年ほどかけて査定され、評価次第で年収はどんどんアップ
- すごい実績を出せばいきなりマネージャーや幹部クラスにグレードアップ&年収もアップ
- 30歳時点で700〜800万円がマジョリティ
実績次第では30代で年収1,000万円も夢ではない!というお話でした。
さて今回は、サイバーエージェントの影の部分を見ていきます。
内定者からいきなり子会社社長を抜擢するなど、若い人にもどんどんチャンスを与えているサイバーエージェント。
でも、逆に言えば、若くもなくてチャンスも来なかったら会社にいづらくないですか?
この質問に対する速水さんのご回答は?
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今回のお題:30歳過ぎて出世できなかったらどうなるの
今回は、サイバーエージェントのキャリア形成についてお話を伺いました。
若くもないしチャンスも来ない人はサイバーエージェントにいづらい?
まずは株本氏から「サイバーエージェントは若い人にチャンスを与える印象ですが、実際そうなんですか?」と質問。
これには「そうですね」と速水さんの回答。
入社1、2年目から大きなミッションを与えるなど、若い人の成長を前面に押し出している会社であるとのこと。
「その社風はすごく素敵だなと思う」と株本氏。
株本氏は続けて「しかし、逆に言えば”若くない人どうなっちゃうんだろう”ということを思っちゃうんですけど?」と質問をぶつけます。
ぶっちゃけ、若くもないしチャンスも来なかったら、サイバーエージェントにいづらくないですか……?
これには速水さんも笑いながら「そうですね。そういう意見も社内で出ていると思います」とのこと。
30〜35歳で自分のキャリアを考え始める人が増加
サイバーエージェント社長が42〜43歳なので、現に30〜35歳になってくると、会社の中でもかなり上の年齢になってくるんだとか……。
そうすると、そのタイミングで自分のキャリアを考える人が増え、そこから転職や独立などを考える人が徐々に多くなってくるというイメージだそう。
速水さんも、独立後に5〜6個上の先輩方から「実は起業を考えているんだけど……」「起業してみてどんな感じ?」とオフレコで聞かれることが結構あったそうです。
株本氏の周囲でも、
サイバーエージェントという会社は、「若い人にチャンスがあるぜ!」「内定者が社長やるぜ!」といったところにスポットライトを当てる一方で、やはり光と影があって、30歳過ぎてから出世街道に乗っていないと実は居心地悪くなるんじゃないか?
という話が多かったそうです。
「そこを乗り越えてしっかりと出世できる人がサイバーエージェントに残る、みたいな感じですかね?」と株本氏の質問。
そうですね、と頷く速水さん。
35歳で残っている人は、役員や幹部クラス。そこまでいくと、社内でかなりの地位は築けるとのこと。
新入社員が上司になることもある
「サイバーエージェントでは若い人に役職が就く場合があると思うんですが、例えば30歳や35歳で上司が25歳とかいう場合もあるんですか?」と株本氏の質問。
ありますね、と速水さん。
新卒1〜2年目が社長やマネージャークラスになっていて、その下に入社10年目の社員がついているということも。
この状況については速水さんも最初は違和感があったものの、「あんまり年齢や在籍期間を気にする会社じゃないので、自分より年下の上司にもちゃんと敬意を払ってチームとしてうまく機能しているという印象はありました」とのこと。
話を聞いて「私はまだ違和感があります(笑)」と株本氏。「役職が上の人のほうが給料は高いんですか?」と質問。
速水さん曰く、サイバーエージェントには明確なグレードがあり、そのランクに応じて年収が変わるというシステムになっているようです。
サイバーエージェントのボーナス事情
サイバーエージェントのボーナス事情についてもお話を聞くことができました。
他の会社と違い、サイバーエージェントでは毎年夏冬にボーナスが出るわけではないそうです。
1年に1度「決算賞与」というものがあり、これがボーナスにあたるものになりますが、その金額はグレードによって大きく異なってくるそうです。
例えば1番下のグレードの決算賞与が100万円だったら、1番上のグレードの決算賞与は5〜6倍か、あるいは10倍くらいもらっているかもしれない。このような決算賞与の設計になっているため、そのあたりで年収の差が開いてきます、ということです。
「若い人からしたらそれはすごく良いですよね」と株本氏のコメント。
速水さんも「良い設計だと思います」と同意。
「逆に自分が25歳の時にそのポジションにいけなかった場合は、そのまま焦りを覚え始める、みたいな感じですか?」と株本氏からの質問。
「そうですね」と頷く速水さん。
サイバーエージェントでは、入社してすぐにグレードで差が出てしまうので、そこで焦りを感じたり、もっと頑張らなければ!と奮起するパターンもあるようです。
今回の動画は以上です。
前回に引き続き、サイバーエージェントのリアルな内情をお伺いすることができました。
さて次回は、サイバーエージェントのグループ会社についてお話を伺っていきます。
最近は孫会社も出てきており、ますますグループ会社の数を増やしているサイバーエージェント。
次回動画では、「サイバーエージェント本体に就職するのと、グループ会社に就職するのとどっちが良いんですか?」という質問にお答えいただいています。
お楽しみに!
⇒サイバーエージェント系に就職したい方は速水さんに連絡すべき!|vol.085
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
30歳の離職率はどのくらい?
速水さんのお話によると、サイバーエージェントでは30〜35歳でキャリアを考え始める人が増えるということでしたね。
ちなみに、全国的に見て30代の離職率はどのようになっているのでしょう?
厚生労働省の動向調査によりますと、
30〜34歳における、男性の離職率は10.9%、女性の離職率は17.2%
という結果が出ています。
画像引用:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/18-2/dl/gaikyou.pdf
特に女性は30〜34歳に離職する人が多いみたいですね。
これは、この時期に出産・育児に専念する女性が多いからだと言えます。
男女共通の離職理由としては「労働条件が悪かった」「収入が少なかった」「会社の将来が不安だった」このあたりの割合が多いです。
まとめ:能力があれば年齢や在籍期間なんて関係ない!
今回動画では、速水さんにサイバーエージェントの影の部分についてお話を伺いました。
内定者からいきなり子会社社長を抜擢するなど、若手の成長機会を積極的に提供しているサイバーエージェント。
活躍した人にはスポットライトが当たる一方で、そうでない人はどうなるの……?
今回動画では、サイバーエージェントのリアルな内情について、次のことをお伺いすることができました。
- サイバーエージェントでは30〜35歳になってくるとかなり上の年齢
- 30代になってから自分のキャリアを考え始める人が増え、転職や起業する人も増えてくる
- 35歳で残っている人は幹部や役員クラスに出世した人
- ボーナスは年1回の決算賞与
- 決算賞与の額はグレードによってはっきり差がつく(10倍くらいの開きがあるかも?)
- 10個年下の新入社員が上司になることもある
最後に挙げた「10個年下の新入社員が上司になることもある」ということについてですが、話だけ聞くとぶっちゃけ「お互い気まずいんじゃない?」と感じるところですが、速水さん曰く、サイバーエージェントは年齢や在籍期間を気にする会社ではないので敬意を払ってチームとして機能している、ということでした。
さて次回は、サイバーエージェントのグループ会社についてお話を伺っていきます。
最近は孫会社も出てきており、ますますグループ会社の数を増やしているサイバーエージェント。
次回動画では、「サイバーエージェント本体に就職するのと、グループ会社に就職するのとどっちが良いんですか?」という質問にお答えいただいています。
お楽しみに!
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