本記事の目次
前回のおさらい:TOPエンジニアから見るIT業界
前回「【格付け】TOPエンジニアから見るIT業界 | vol.054」ではTOPエンジニアである坂橋氏からみるIT業界はどのように見えているのか、というお話を伺いました。
簡単にまとめると
- IT業界の年収水準は総じて高くない
- そんな中板橋氏は”年収の高さ”で就職先を選択した
- たくさんソースコードを自分で書くような会社は給料が上がりにくい
- 板橋氏が大学時代にエンジニアになるためにしていた準備はひたすらプログラミングをすること
- 設計は実際の業務で経験することである
- エンジニアとしてやっていくならば相当の覚悟が必要
ということでしたね。
エンジニアの世界では月収1,000万円を稼ぐスーパーエンジニアの板橋氏のような方がいて、そういう人たちに美味しいところを全て持っていかれる可能性が高いです。
このような理由により、あまり安易な気持ちでエンジニアになるのはオススメではないとのことでした。
それでもエンジニアになりたい!と思ったときエンジニアとしての進路はどのようなものがあるのでしょうか?
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今回のお題:東大からIT業界へ進む人はどのようなコースを辿る?
今回もTOPエンジニアである板橋氏にお越し頂き、エンジニアについてお話を伺っていきます!
東大からIT業界へ進むコース4パターンとは!?
東大からIT業界へ進むコースとしては大体の人が院に行った後、以下の4パターンに分かれるそうです。
- 博士まで進み、教授になる人
- 外資系ITの会社へ就職する人
- 大手ITの日系企業に就職する人
- ベンチャー企業に就職する人
そもそも、東大からIT業界へ進もうと考えている人たちは「あまりお金には興味がなく、トコトン技術を追求したい」という人たちが多いそうです。
さすが、日本最高峰の大学、言うことが違いますね・・・
株本氏の「この中で一番コスパの悪い進路はどれ?」という質問に対して、板橋氏は「ベンチャー企業に就職する人」が一番ドンマイといった印象を持っているとのこと。
なぜなら、このパターンは一番収入が少ないからです。
しかし、お金をそもそも気にしていないなら、どの進路も全て勝ち組のような気もしますね。
どういう志向の人が外資に行くの?
外資に行く人は基本的にベンチャーに行く人と志向が似ていて「大きなサービスで世界を変えたい!」といった想いを持っている人たちが多いようです。
もう一つは”趣味”の世界で
- 既存のサービスを大きくしたい
- 自分でサービスを1から作りたい
と考えている人は外資系の企業に行く傾向が強いそうですよ。
どういう志向の人が内資・日系企業に行くの?
コンパイラ(人間が書いたコードを機械が読み取る言語に変換する機械)の研究で表彰された経験がある板橋氏ですが、そんな素晴らしいキャリアを持つ板橋氏でも「コイツには勝てないな・・・」というエンジニアが東大にはいたそうです。
東大で初めて敗北を知ったと表現しています。
そんな”変態レベルで凄いプログラマー”はソースコードに興奮するレベルのIT好きだと板橋氏は発言しています。(※板橋氏の偏見が入っています)
板橋氏自身「ソースコードは好きだけど興奮まではさすがにできないな・・・」と感じたので日経企業に行ったそうです。
ここまでで導き出された結論をまとめると
- ソースコードで興奮するレベルの人は外資へ
- 興奮まではしないよ、という人は大手日系企業へ
となります。
完璧な切り分け方が出来たと満足する株本氏・・・本当にできてますか?(笑)
外資に行く人はITが彼女!
板橋氏が言うには
- 外資に行く人は「ITが彼女」
- 内資に行く人は「ITが親友」
だそうです。
頭が良すぎて少し何を言っているのかわからないような気もしますが、とにかく外資に行く人はITをこよなく愛しているということだそうです!
外資系ITの有名なところは「Google」や「FaceBook」ですよね。
そういった外資系ITは”変態レベルで凄いプログラマー”を求めているので両者にとって良い関係が築けるのかもしれません。
さて、次回は板橋氏が実際にフリーランスになってからそのような形で仕事をしているのか?について伺っていきたいと思います。
⇒なぜ、年収1000万円の野村を退職したのか|vol.056
以下は、”当記事限定”で、今回の動画に関する補足解説を加えております。
貴重な就活と年収に関わる情報。何度も読み返せるよう、ブックマークしておきましょう♪
現職エンジニア1,000人の意識調査
今回はエンジニアなると決めた人はどのようなを進むのか?についてお話させていただきました。
この記事を読んだいる方のなかにも「エンジニアを目指したいけどなんとなく不安・・」と思っている人もいるのではないのでしょうか?
そこで今回はエンジニアになった後はどのような悩みを抱える事になるのか?について「現職エンジニア1,000人の意識調査」より調べてみました。
エンジニアが不足していると感じるスキルは?
不足していると感じるスキル第1位は「コミュニケーションスキル」。
この悩みを約半数の人が抱えているという結果になりました。
エンジニアという職業柄、話す内容も口頭では表しにくい部分、目に見えない部分(クラウドシステムやOSの仕様の話など)があると考えられ、一般の職場以上にコミュニーション能力は重要になっていると考えられます。
エンジニアの転職について
業界的にも「エンジニアは転職してスキルアップする」などと言われることがあります。
そして実際に転職を考えている人は全体の約30%。やはり転職を見据えているエンジニアは多いようですね。
転職活動を行っているエンジニアは約15%。一定期間に一定の人数会社を抜けていくのがエンジニアのようです。
まとめ:ITが好きで好きでたまらないなら外資へ!
いかがでしたでしょうか。今回はIT業界へ進む時の4つのコースについて教えて頂きました。
その4つのコースとは以下。
- 博士まで進み、教授になる人
- 外資系ITの会社へ就職する人
- 大手ITの日系企業に就職する人
- ベンチャー企業に就職する人
この中でも「外資系ITの会社へ就職する人」はとんでもなくレベルが高く、ITが大好きでたまらない人達が多いとのことでしたね。
- ソースコードで興奮するレベルの人は外資へ
- 興奮まではしないよ、という人は大手日系企業へ
と表現するくらいにITが好きでないと外資系ITは難しいかもしれません。
自分のITへの想いを明確にして、就職先はじっくり選びましょう!
さて、次回は板橋氏が実際にフリーランスになってからそのような形で仕事をしているのか?について伺っていきたいと思います。
⇒なぜ、年収1000万円の野村を退職したのか|vol.056
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